出てくる人がいちいちオカシイ
これは往年の大映TV。激しくデフォルメされた演技、力入れすぎの台詞回し、主人公に課せられる運命と試練、妬み、差別、都合のいいストーリー展開、謎の出生、戦争体験。それでもめげずに目標に向かうひたむきな姿。数多くの若尾文子映画を撮っていた増村保造は「赤いシリーズ」に始まる大映TVにも大きな影響を与えていた。
主役を食ってしまうほどのインパクト
正直なところ、いままで接触がなく、浜崎あゆも松浦勝人もAVEXも全く知らない私。興味本位で録画していた1話(リミックス、副音入り)を観て驚愕。んまぁ、なんと往年の大映TVそのままの展開。W主役の安斉かれん&三浦翔平(かわいい&かっこいい)の過度の熱演、一方周りはどこか妙。特に田中みな実のアイパッチ姿の怪演には主役二人を食ってしまうほどのインパクトがあり、あの片平なぎさを思い出しワナワナ。もしかして「M」は謎の多いみな実なのかもしれない。
普通に観て、立て続けに副音で観て、溜息を付いていると最後のクレジットに「角川大映スタジオ」を見つけ納得。大映倒産後、最終的に角川グループに営業譲渡され角川書店からスタジオ事業本部を分離し、株式会社角川大映スタジオになったのが2013年。なるほど、amazonプライムで観られる大映映画はKADOKAWA COLLECTIONになっているのもこの関係なのか。新型コロナウイルスが落ち着いたらスタジオ見学に行ってみたい。
続きが早く見たいが新型コロナウイルスの影響で4話が未制作。5/16に(23:15~)第2話&3話リミックスバージョンが放映されるのでこれは見逃せない。Spotifyのプレイリストを聴いていると、うん、なかなかいい曲が多いと、いまさら気が付いている今。
■M 愛すべき人がいて
https://www.tv-asahi.co.jp/m-ayumasa/
最近のコメント