仙台荒町はある意味ではラーメン街道化
私の味噌ラーメンの基準を作った今はなき「麺屋 誠和」(今はマジックバーなぬすやとして復活)を居抜きで開店した「ふじやま」も好調のようでこの界隈はラーメン街道化しているとのこと。その「麺屋 誠和」を教えてくれた美容院のマスターとは髪を切ってもらう間はラーメン談義で情報交換。そこで話が出たのが「こいけ屋」の話。「行ってみてけさぃん、旨いがら」と耳打ちされると居てもたってもいられず向かうことに。
初焼きノドグロ出汁
いったいどんな味付けだろうかと期待しながら待っていると続々とお客さんが入れ替わり人気店だということも納得しつつ、特肉醤油らーめんはトッピング全部入れの豪華版を注文。
まずはいつもようにスープを一口。背脂は半分にしてもらったので、こってり感は少なめ、コクと旨味の引き出し方が上品だ。カエシも強くなくこのバランスが心憎い。麺は低加水麺と思われこのスープによく絡み喉越しもいい。研究熱心さと誠実さがそのままラーメンに現れるおいしい店というのはこういうことなんだねと。
特肉でたっぷりと肉肉肉
まるごと塊の肩ロースは箸で持ち上げると崩れるほどホロホロ(左)、バラ(右)はしっかりと歯ごたえを残した肉汁ブシャー系。んもぉ、たっぷりと肉の旨味を堪能。煮玉子もしっかりと味があるし、こうした細かいところにも気配りされているのもうれしい。
お客の半分は「汁なし坦々麺ふよう」を注文。辛さと痺れを五段階に設定できるとことも人気の秘密なんだろう。川俣シャモそばBiyondやボンゴレ丼など気になるメニューががあり次回の帰省で再訪必至。
ノドグロといえば初めて食べたのが千倉大徳家さんだった。
大将の話を聴きながら夏も終わり秋の初めのお魚をじっくりと味わいたいなぁ…。
■こいけ屋
仙台市若林区荒町153
電話:022-266-8037
時間:11:30~15:00 / 17:30~22:00
http://ameblo.jp/aramachikoikeya/
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