好きなギタリストといえば
コーネル・デュプリー、デイヴィッド・T・ウォーカー、エイモス・ギャレット、ジョージ・ハリスン、ジェームズ・テーラー、ローエル・ジョージ、ジョン・ホール。LPジャケットの裏を丹念に(舐めるように)なぞって、例えば(今はなき)メロディー・ハウス(原宿)、芽瑠璃堂(吉祥寺・渋谷)、ジョージア(吉祥寺)でレコード漁りの日々。高校まで暮らしていた仙台のピーターパンの長崎さんに教えられることも多かった。
鈴木茂を意識した「ミスリム」
はっぴいえんどの悶々とした雰囲気からカラフルでポップな「ミスリム」(1974)への変化に衝撃を受けた時を今でも思い出す。一足先に上京したA君の部屋で聴かされて、その足でアルバムを購入。もぉ、擦り切れるほど聴いてました。初ソロ『BAND WAGON』の衝撃は、ジャケットを持って美容院に行ったほど(結果残念なヘアースタイルになってしまったけど)。
今まで語られることの少なかった鈴木茂が自ら語った話をまとめたのが『自伝 鈴木茂のワインディング・ロード』。ソロよりもバッキングや音色にこだわったこと、はっぴいえんどやソロのレコーディング〜キャラメル・ママ結成の秘話。
意外だったのは『ひこうき雲』『ミスリム』はだテレキャスで『コバルト・アワー』からフィエスタ・レッドのストラトを使用していたこと。自作のエフェクターの紹介、「砂の女」はジョージのコンサートを観て「マイ・スウィート・ロード」が耳に焼き付いて、台所でリフを繰り返していたら自然に出来たこと…。ファンならずも興味深い話満載。
ハックルバックの再編成や1975年当時の音源(カセット)の復刻など色々と気になりますが、これからも艶っぽいフレーズをたくさん弾いて欲しいと願うばかり。最近では矢野顕子の『さとがえるコンサート』を聴き返してるため、昨年のライブもリリースされたのでなるべく早く聴いてみたい。
うん、思い出したように2005年に手に入れたストラトを弾いてみよう。
コメント
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