親の小言と茄子の花は千に一つの無駄もない
塩釜での食材の調達はもっぱら近所のヤマザワ。山形県を中心として宮城県にもエリアを拡大しているスーパー。秋には魅力的な芋煮セットも(材料、鍋釜、燃料含む)出てくる品揃えの幅はやや狭いが一通り揃っている地元密着型の店舗は好感度が高い。個人的な楽しみは小茄子の浅漬。好きなんですこれが、いやもう、まったく。数年前は小さな袋詰で売っていましたが今は瓶詰め(プラスチックの瓶ですが)。
小さくも磨かれたようにテカテカした浅漬の小茄子
キュキュっとした歯ごたえ、噛みしめると茄子の水気がじゅわっと口内に広がり、ビールにもよし、お酒にもよし、濃い目のハイボールにもよし、炊きたての御飯にもよし。こういう小茄子はなかなかこちらではないので塩釜に行くたびに味わっています。
賞味期限が短いので早めに食べないと行けないのが難点ですが、瓶にぎっしりと仲良くぎっしりと詰まっている小茄子くんは見た目もかわいらしい。ラベルに「ぷりっと弾ける食感の小茄子」って書いてあるけどホントそう。ぷりっといえばふなっしーの「プリケツ」、まぁこれは関係ないけど...。
お花見の帰りに立ち寄った大好きな花田さんで思わず手にしてしまった茄子の小皿は海野さんの作。並べてみましたが、なんか食べてしまうのがもったいないほどでしばし見つめてしまいました。
なにげにラベルを読んでいると原産地がタイ。てっきり山形産だと思っていたので意外。気になり別の日にあちこちの売り場の小茄子の漬物をチェック。ほとんどがタイ産。契約農家がそれぞれあって栽培しているらしい。どうやってタイから小茄子が運ばれてくるのか調べてみたけどよく分からず断念。製造元マルハチのサイトに色々説明があり
なすの本当のおいしさは「暑い気候」の中で培われるからです。もともとなすの原産国はインドです。冬場はビニールハウス内でも栽培されていますが、マルハチでは適地適作の考えで海外でも契約栽培を実施して野菜づくりをしています
とあり納得。
そんなことを考えていたら急にタイカレーが食べたくなり冷凍庫にあるのを解凍〜茄子と鶏もも肉を増量。カラッと晴れた日にじっくりと部屋で仕事。大相撲前にめどが立ちビール(稀勢の里が負けて白鵬が優勝=無念)。そんな一日の締めくくりにふさわしい、パクチーいっぱいの爽快な辛さがヒリヒリ。
■マルハチ つけものを知る(Q&A)
http://maruhachi.n-da.jp/e154072.html
コメント
コメントフィードを購読すればディスカッションを追いかけることができます。