映画は女優で観る…とはよく言ったもので
以前こちらにも同じようなことを書きましたが、ニコール・キッドマンなら必ず映画館へ、という私。しかも、大好きなグレース・ケリーに関する内容というので、封切りの今日近所の映画館へ。冒頭の(おそらく)「泥棒成金」撮影シーンから始まり、なかなか顔を見せないところから映画への期待感も出てきましたが、正直言って映画の出来は今ひとつで(あくまでもフィクションという意味でも)、「裏窓」へのオマージュにも感じるシーンもありました印象に残るシーンも少ないです。
それでも、ニコール・キッドマンの魅力と美しさに包まれて最後まで一気に観ることができました。国を救った秘策…ちょっとそうでもないような気もしましたが、グレース・ケリーがシンクロするほどその世界観を演じてみせたニコール・キッドマンは流石だとため息。個人的には「誘う女」や「ペーパーボーイ」のような少し崩れた悪い女に強く惹かれているので次は、そんなニコール・キッドマンも見てみたい。
映画での豪華な衣装やアクセサリーも話題になりそう
女性向けの雑誌でも取り上げられているのでしょうね、おそらく。中原早苗の「女優魂」にも紹介されているように、日本の場合森英恵先生は日活の全盛期ではほとんどの衣装を手がけてました。その森英恵先生にパリに行った方がいいとアドバイスしたのがグレース・ケリーだった、とママボリンケンが映画が終わってから教えてくれました。
そうそう、マリア・カラス役のパス・ベガは「トー・トゥ・ハー」以来でしたがプッチーニやカタラーニを歌うシーンは存在感ありとても良かったです(勿論、歌はマリア・カラス)。その流れで、マスターされたマリア・カラスの「Maria Callas Remastered: The Complete Studio Recorings, 1949-1969」って無謀でしょうか?箱好きの私にとって心惹かれる内容ですが、まずは部屋にあった「Millennium Best」には、挿入歌も両方共入っているので、これらを聴きながらこれを書いてます。
■グレース・オブ・モナコ 公妃の切り札
http://grace-of-monaco.gaga.ne.jp
コメント
コメントフィードを購読すればディスカッションを追いかけることができます。