冬の終わりから春を感じたのが前回だったけど
そろろそ千倉に行ってみようよ、と決めたのが昨夜。大徳家さんのBLOGでカツオをの写真を見てしまったので、迷わずお昼に合わせて大徳家さんへ。千倉出身の年配の方々の幸せ感を分けてもらったかのような雰囲気に迎えられて、まずは、ああ良かったなぁ、と安堵に似た心持ち。
①カツオとこちの刺身(カツオはしょうがで、こちはポン酢で)
②房州そら豆(冷製甘煮)
③なめろう
④生ひじき
届いたばかりの目の前でさばいてくれたカツオの香りとこちのコリッとした歯ごたえから一皿目が始まると、おいしいねぇ~としか言いようがなくて二人でニンマリ。千倉で採れたそら豆と滅多にない生ひじきも季節もの。名物のなめろうもあっという間に出来上がったとは思えないほどの複雑な味わい。
①アワビ
②アジ
③づけの真鯛
④赤貝
⑤カツオ
⑥クマエビ
⑦腹トロ(炙り)
⑧コハダ
⑨ウニ
⑩穴子
⑪団子汁
初夏の彩り
今月解禁になったばかりの初アワビのやわらかさ、包丁さばきが際立つアジ、しっとりとした真鯛、磯の香りが手にしただけで香る赤貝、ピンと襟を正しくなるような端正なカツオ、プリっとして味わい深いクマエビ、炙ってこってりとした(しかもくどくない)腹トロ、ああこうした順で満を持してのコハダ、握りの上で微動だしないウニ、最後にふさわしい穴子。こりっとしてもう一杯、そう囁いてしまう必殺のだんご汁。ねぇ、このタイミングで、テンポよく握られてくるその姿を見るだけで悶絶なのに、はやる気持ちを抑えて一口、広がるそれぞれの風味を感じてため息。ふぅ〜、と溜息をついて顔を見合わせてしまう。腹トロのあとはさっぱりとコハダというようなこの順番への気遣いやさりげないお魚の話も本当に楽しい。
息子さんが銀座で修行中。もしかして、親子の共演も遠い未来ではないと。大将もそうだけど私たちもホント楽しみなんです!
大徳屋の大将さん!
うわぁ、コメントありがとうございます。季節を味わうことも贅沢の一つだと実感していました。
そうそう、写真はご自由に使って下さい!
投稿情報: Borinquen | 2013/05/30 12:22
borinquenさん、いつもありがとうございます。
初夏の香りと味わいがお伝えできてうれしいです。
過ごしやすい時期と思われますが、気温の変化や
湿度の変化が激しい時期でもあり、体調を崩しやすいので
ここは是非、意味のある旬のものをたくさん食べて
乗り切りたいですよね。
あっ、私は毎日アルコールと共に頂いております。(笑)
いやぁ~私はいつもborinquenさんの写真にノックダウンです。
差し支えなければ、ブログ等にお写真をお借りしてもいいでしょうか?
自分で作って言うのも変ですが、borinquenさんに撮ってもらうと
すごく美味しそう。(^o^) ありがとうございます。
投稿情報: 大徳家 | 2013/05/30 10:39