Casa de Borinquen

500円貯金が貯まったよ でも、今は両替に手数料がかかるとは知らなかった

クマさんの貯金箱
マフラーなんてしちゃってちょっとかわいいのにつられて昨年から部屋にちょこんと。この貯金箱はフィンランド銀行のノベルティだったのを復古したもの。500円単位で（100円も）ちょこちょこチャリンチャリン。気になって開けてみると結構な金額。まさか、500円硬貨と100円硬貨をジャラジャラさせて買い物に行くわけにもいかず両替方法を調べてみる。

あれれ、手数料取るの？
両替は銀行のサービスみたいなものだから無料だという認識が通用しないとは。口座のある銀行のサイトから分かったことは、

・通常のATMでは硬貨の入金は不可（可能な場所もある）
・両替機は札から硬貨は可能だが、硬貨から札は不可
・硬貨の枚数が500枚以上は有償
・窓口依頼が無難

...ということで、500円硬貨と100円硬貨の枚数確認～それぞれに袋詰めして移動中の西新宿支店へ。受付の女性に問い合わせすると、キャッシュカードと合わせて窓口へ処理～一旦口座に入金し引き出す。これが一番いいと教えられわずか10分程度で終了。仕事の書類、読みかけの本、そして硬貨で体が傾くほどのバッグがようやく軽くなって安堵したしだい。

入金確認、振込などiPhoneで処理が中心の今、こうして窓口経由も悪くないとか感じたが、本来のサービスをユーザーに転嫁しているのではないかとの疑問もふつふつ。

七草リゾット2020 せり、なずな、ごぎょう、はこべら、ほとけのざ、すずな、すずしろ... ふ～、やっぱり今年も言えなかったなぁ

松の内が終わり
門松やしめ飾りなどの飾りを片付け、七草がゆなどを食べて祝うのが一般的な風習だそうです。玄関の松飾りを外し、晩ごはんは七草リゾット。初出勤からどっと疲れた体にもやさしい味わいにほっとしてしまう。

我が家のリゾットは、Peckのスープにバター控えめ（半分）パルメザンを多めにして塩加減調整。爽やかな味わいの白ワインもとてもおいしい。

来月は節分が控えているし、今年は4年に一度の閏年。
まだ年明けそうそうだから来月のことは気が早いか...

柴崎亭@つつじヶ丘 肉ワンタン中華そば チュルチュルの皮をめくるとジュワッとコリコリむっちりのお肉 ああ、大定番で始める今年の柴崎亭がうれしすぎ

山ちゃんの笑顔に迎えられて
新年のご挨拶。そして、迷わず肉ワンタン中華そば。最後に食べたのが昨夏だったから久しぶり。改めて尋ねてしまったスープは鰹節・鯖節ベース、ワンタンが八つ、丁寧に折り畳められた麺（柴崎亭マナー）、チャーシュー、メンマ。見ているだけで顔がほころんでしまった。

チュルチュルでジュワッとコリコリ
熱々のワンタンの皮はチュルチュル、皮をめくると肉汁がジュワッと。噛みしめると軟骨がコリコリ。これこれ、この不思議な高揚感。専門店も含み色々とワンタン麺を食べてきましたが、柴崎亭のワンタン麺に止めをさすと。こたえられないほどおいしいワンタンが八つも、ねぇ、贅沢でしょ、うれしくなってニンマリ。

様変わりしたつつじヶ丘北口
梨やぶどうの畑が更地になり駐輪場へ。帰りに踏切を渡りブラブラしながら、梨やぶどうの成長を眺めているのが好きだっただけにちょっと残念。駐輪場として人の役に立っているからいいんだろうね、きっと。

午後遅くはうろこ雲が空いっぱい。明日は雨の気配。ちょっと寒くなりそう。

一条流がんこラーメン 総本家@四谷荒木町 大不純味噌ラーメン大盛り 私好みの甘い熱さを持つ味わいにロベルト・ロエーナのアポロ・サウンドを想い出していた

昨年の最後と今年初めが味噌
同じ味噌でも昨年年末はエッジの効いた攻めの味わい。家元は出来具合に不満があり今日の味噌はリベンジマッチ。赤海老＋貝柱の不純に丸鶏スープ＋基本具材ベースの大不純。昨年年末の様のように後追いをしなかったためか、尖ったこともなくスムーズに整え、味噌の甘さをぐっと引き出した味わい。どっしりとした味噌よりも今日のような方が私好み。

シャキシャキもやしとキャベツとあっさりとした悪魔肉がこんもりもられて、いまかいまかと迫ってくるが、あくまでも穏やかで細やか。西山製麺が終わってしまったので、サッポロめんフーズ徳力麺。いつもよりやや太めの麺も甘味噌によくあっていてウマかったなぁ...。

食べながら思い出したのがロベルト・ロエーナのアポロ・サウンド。コルティーホ直系のサックスが控え目な甘さを出していた70年代後半〜80年代のサウンド。サルサ聽きはじめの頃、NYとプエルトリコの差も分からず聴きあさっていたことも思い出していた。一昨日ワケあって再会できたアルバムたちをも愛おしく聴いていたせい。

夜明け前で雨上がりの荒木町
この路地を抜けて時間つぶしの場所に行く。幸い極端に寒くないのがありがたかった...

スター・ウォーズ スカイウォーカーの夜明け The Rise of Skywalker

ベンとレイはコインの表と裏だったのか...
見終わった後に、スター・ウォーズを巡る長い旅が終わったような不思議な安堵感を思えてしまった。IMAX 3Dのせいもあり迫力の画面（音はもう少し大きいほうが良かったが）、ゾリ・ブリス（ケリー・ラッセル）、ジャナ（ナオミ・アッキー）、バブ・フリック、D-O（J・J・エイブラムス(声)）などの魅力的なキャラクターも楽しかった。

実はカイロ・レンの顔が好きではなかったけど、途中から好きになっていたりして。そういえば、フィンが言いかけた言葉ってなんだろう。「フォースを感じた...」と思うけど、果たしてどうだろうか？カイロ・レン（ベン）とレイが実はコインの表と裏だったとは...（後はネタバレになるので）

吉田カレー@マイホーム 家吉田再び 小チキンクリームカレーチーズ柴崎亭焼豚アチャールカスリメティ、大辛口柴崎亭焼豚アチャールチーズカスリメティ納豆 吉田カレー/柴崎亭のコラボ！

準備が大変で厨房はワタワタ
ママボリンケン用に「小チキンクリームカレーチーズ柴崎亭焼豚アチャールカスリメティ」、自分用に「大辛口柴崎亭焼豚アチャールチーズカスリメティ納豆」。同時進行で二皿作るのってホントたいへん。レトルトは温めておいて、柴崎亭焼豚は軽く炙っておいて、納豆はこねこねしておいて、準備万端だったつもりでも焦ると手際が悪くてバタバタ。年末に目黒のスパイスショップで入手したカスリメティを斜めにかけたところでほっと安心。

アチャールも年末吉田カレーで手に入れておいたけど、これがないと吉田カレーにならないと実感。うん、柴崎亭の特製焼豚とのコラボもいい塩梅でおいしかった。個人用キーマを一部MUJIで代用したとか考えると、ウフフ、やっぱり荻窪の店が恋しくなっている...。

家で朝から日本酒飲み比べ 浦安堀江泉銀さんのお魚と柴崎亭の特製叉焼がたまらなくおいしいナ

おせちは簡単に
豪華なおせちを取り寄せるよりも簡単で心のこもったおせちが好き。ひたし豆、薄味の筑前煮、柴崎亭の特製叉焼、泉銀さんのマグロ（赤身＆中トロ）がほんとおいしい。んもぉ、朝から（元旦と今朝）日本酒飲み比べできるのは、正月ならではだろうな。

新政 エクリュ生成2018 生酛純米（秋田市）
農口 純米無濾過生原酒（石川県小松市）

今夜は泉銀さんの有頭海老のパスタ。トマトソースはトマトジュースを煮詰めて。冷凍して甘みが増したタコをアンチョビソースをちょんとのせて。今夜からすっかり正月モードから普段に戻ってしまったようだけど。

2020年 あけましておめでとうございます

日の出は雲が多かったけど
日中は穏やかな元旦。初日の出を見た後は船橋二宮神社で初詣。ふなっしーのお守りを三つ手にして、あとは家でのんびり。帰省しないとたっぷりと時間があり、きまままでゆっくりでき、寒くないのがなによりだ。

今年を振り返ってみると自身の音楽環境にも変化が...

LPはあっても聴けない環境
レコードプレイヤーを整備してLPを聴いてみようかと長年考えていたけど、そうなるとオーディオも一新したくなる。これをぐっと堪えた末に、年代物のオーディオを処分。BOSEのスピーカーをMacBook ProやiPhoneから鳴らすことに方針変更したのが春先のこと。

年明けははオルケスタ・テリフィカにハマってしまい、Apple Musicで有償DL。ポンセーニャの裏表のような存在から完全に脱皮した『Por Todas Partes』。収録された「Noemí」のトリコーチェの節回しは一瞬ラロ・ロドリゲスを超えていたかのようなひらめきも感じ何度も何度もリピート。

元カノの結婚式なんて出てられないよ（でも、いまだに未練も）なんて歌っていたカーノが一皮むけた『En Acsión』の「A Todos Los Ninos」。全面バックアップの元バンマスに支えられたサウンドはあまりにも眩しい。そうしてLPは持っているけどしばらく聴けてなかったのを聴けるようにしてくれた方に感謝。

気になっていたサブスクリプション、その後
略してサブスクで定期購入のこと。月額980円で音楽聴き放題。知り合いががApple Musicの良さを教えてくれて、しばらく気になっていた末、３ヶ月無料に惹かれて登録。ここでちょっとした問題があり、Apple MusicからSportifyに切り替えたことは、ここで紹介済み。

CDショップをウロウロするのが楽しみで、LPにしてもCDにしてもジャケットの手触りを含めての音楽体験だったはずなのに、Sportifyをウロウロするのが日課になってしまったから時代の流れは恐ろしい。もちろんSportifyで全てが間に合うことではなく、古川ロッパなどはTSUTAYA DISCASも併用。あとになって気がついたのがSportifyは、無料でもDL保存は出来ない同じように聴くことができる点とアルバムが終わると関連した曲を続けて選曲。この選曲が割とツボだったりし、曲名チェックしていたりもする。

そういった意味ではブラジル関連も含み色々と聴いていたのが今年。それでも、 ピート・ペリニョンの新譜は、明日に向かう展開にプエルトリコサルサの未来が映し出されているし、大ベテランのファン・ルイス・ゲーラの若々しいサウンドには随分と刺激を受けてしまった。

読み終えるのに来年いっぱいかかりそうな『古川ロッパ昭和日記（全4巻）』、小林信彦さんの再読による両国・回向院・柳橋界隈への興味。これは自分の本籍地に密接しているだけに、暖かくなったら探索してみたい。一方、戦争が近づいてきている気配、来年はオリンピック・イヤー...とはしゃいでいる場合じゃないと、いささか気が重い年の瀬。

気が重いといえば、今年は河村要助さん（6/4）、和田誠（10/7）さんが亡くなり、お二人共私にとっては道標以上の存在だっただけに、その大きな喪失感から立ち直れないでいる。これはしばらく続きそうだ...。

吉田カレー@荻窪 大MIXキーマ豚アチャール納豆カスリメティ 仕事納めは吉田カレー個人的定番で〆る そして「井上順のプレイボーイ講座12章」

個人的定番で〆る
今日は仕事納め。そして、個人的定番（大MIXキーマ豚アチャール納豆カスリメティ）で吉田カレーも〆る。いつもながら無駄のない軽やかなフットワークで盛り付け～ツインバーナー。カウンター越しに見ているだけでワクワクドキドキ。

冬仕様の甘口と攻撃的な辛口で額に汗。潰した黄身はご飯と混ぜてTKG風、ここに納豆を混ぜる。ネギとカスリメティ、トロトロの豚とキーマ、黄身とキーマ。一皿でカレイドスコープのように味を楽しめるなんて、いつもながらホント楽しい。

井上順のプレイボーイ講座12章
京葉線、中央線、京王線、丸ノ内線、共にガラガラ。どことなく疲れ気味の人たちと同じように座り、ここ数日間気に入っている「井上順のプレイボーイ講座12章」を聴きながら道中ニヤニヤしっぱなしだった。

これは1969年「円楽のプレイボーイ講座12章 / 前田憲男とプレイボーイズ」を小西康陽のプロデュースによって現代に蘇らせた昭和オマージュの令和盤プレイボーイ講座。あれ？井上順ってこんな声だっけ...と思ったけど雰囲気のある語りもウィットに富んでいて、あの時代が分かる人にはタマラナイだろうなぁ。質問があったので、モデルはサイバージャパンダンサーズのJUNONクンです。

ウフフ...今日の気分なら「12月 荻窪の里恵～青梅街道のカレー店 曲 鈴懸の径」ってとこだろうか...。

一条流がんこラーメン 総本家@四谷荒木町 貝柱2kg味噌ラーメン大盛り 尖った貝柱に味噌がタジタジ 家元はやや不満気味でも個人的には仙台の味噌ラーメンを思い出させウマかった

8時着40人超え
貝柱のトッピングもうれしかった
やっぱり味噌は不動の人気。今年は、1/14（鮟鱇）、2/5（サザエ）に続いて今年三度目。もはや冬の風物詩化したせいか8時着で40人超え階段待ち。

悪魔肉、キャベツ＆もやしと尖り気味な貝柱スープ＋味噌＋西山製麺のコンビネーション。家元はやや不満気味だったが、個人的には仙台の味噌ラーメン＝なぬすやを思い出すウマさに満足。

早朝は人気のない荒木町。ざわめきが聞こえたので近づいてみるとドラマ収録。
もしかして、がんこは今年最後かな...。

神田まつや@神田須田町 いつもの鴨南蛮と天もりせいろ二枚で年越しそば 人気もなく穏やかな丸の内界隈を徘徊

まつやといえば
考えてみれば昨年の年末以来の久しぶり。それでも決まって頼むのが鴨南蛮と天もりせいろ二枚。やっぱりこれに限りやす。噛めば噛むほどじんわりとにじみ出てくる鴨の風味と甘いネギのコンビネーション。食べごたえのある熱々サクサクの海老の天ぷら。出汁の効いたやや辛めのつゆは江戸の味。二人でお互いを交換しながら食べてすっと帰るのも江戸前。

人気がなく穏やかな丸の内界隈
クリスマスが終わって一転して正月。どうも日本人っていうのは変わり身が早いのは敗戦前敗戦後と同じ。プレ正月気分すらもない丸の内界隈は人気もなく穏やかでひっそりとした佇まい。ママボリンケンの用事を待つ間、三沢厚彦さんの作品を眺めたり、ロードスターRFの写真を撮ったりしながらの徘徊も楽しい。

■丸の内ストリートギャラリー
https://www.marunouchi.com/lp/street_gallery/

魚竹@築地 ふっくらとした銀鮭、ぷりっとした漬けまぐろ、かじかんだ体を温めるおみおつけ そして、何よりもうれしい温かさ

思えば半年ぶりの魚竹
開店直後でももうすでに満席。ほかほかご飯に焼き魚を愛する人達が集まるお店。ふっくらと焼き上がった銀鮭、大根おろし、ぷりっとした漬けまぐろ、かじかんだ体を温めるおみおつけ。（一杯目は豆腐と玉ねぎ、おかわりは油揚げと玉ねぎと具が変わる）すっとカウンターから出されるだけでうれしくなってしまう。

ご飯は、まず銀鮭だけで食べておみおつけと共におかわり。追加でお願いした納豆を熱々のご飯の上にのせ、合わせて漬けまぐろものせてハフハフ。なんという贅沢。

帰り際「今年もありがとうございました。風邪引かないように、良いお年をお迎えください」と声をかけられ店を出ると、曇り空に太陽が差し込んで清々しい。押し迫った残り少ない日に、魚竹さんに行くことができて本当に幸せだなぁ。

一条流がんこラーメン 総本家@四谷荒木町 今年の最後の純正100 やっぱりウマいなぁと感嘆してしまった

純正はいいね
（スペシャル）とかは祭りみたいなもんだから
開店直前に家元がひょっこり顔を出し一言。うん、私も同意見。純正や上品の定番があってこそのスペシャル（柴崎亭でも同じこと書いたけど）。昨日は予定外だったけど、純正と聞いて慌てて駆けつける。

なにかに尖ったこともなくスムーズな味わいのスープ、もっこり盛り付けられた悪魔肉、ホロホロシャーシュー。何度も味わっているが、いつも驚きの純正。なにか媚薬のようなものが潜まれているかのように体のどこかが疼く。やっぱりウマイなぁとため息をついていると家元がニヤリ。

柴崎亭@つつじヶ丘 今年最後の柴崎亭は大定番醤油煮干そばで〆る そして特製焼豚はずっしりと重く晴れやか

今年も残り6日
早いものだなぁ。いつ来てもにこやかで誠実に迎え入れてくれる、大好きな柴崎亭も今年最後かなぁ。長いようで短い一年の締めくくりは大定番醤油煮干そば。透明で澄み切ったスープに香り立つ凛として上品な煮干しの風味をすぅっと鼻から吸い込む幸せ。丁寧に折り畳められた麺。無駄のないトッピング。

際立つ美しさとおいしさは、どれをとっても天下無敵。こうした定番があってこその限定と鼻息も荒い。

予約の焼豚
どっしりと重く晴れがましい。（計ってみたら883gあった!!）
楽しみだなぁ。どうやって食べようか考えるだけでワクワクしっぱなしだ。