旬の味
九十九里の潮風とミネラルたっぷりな砂質土が育む新玉ねぎはまるでシン・タマネギだ。随分前に千倉のIndy'sさんでおすそ分けいただいてから以来白子町の新玉ねぎの大ファンになっていたが、なかでも評判の細谷農園の新玉ねぎは毎年取り寄せるほどの気に入っている。そのみずしさを知ったら他は食べられないと、そう思うほど細谷農園の新玉ねぎが素晴らしく日本一のおいしさだ。
泥を落とし、薄皮を剥いて、縦半分に切ると、じゅわっとにじみ出る汁。薄く切ってそのまま食べると、口内に広がる甘さ。30分程度空気にさらした後よく冷やし(水には絶対入れないこと!)上等のスモークサーモンやカツオのたたきと一緒に。甘酢に漬け込んで鶏もものハーブ焼きの付け合せに、醤油控えめの生姜焼きと一緒に炒めても、残った甘酢漬けにフルーツトマトを加えても。そして、シンプルに鰹節醤油。生でも加熱しても、その不動のおいしさは変わらず。
こうして、季節のごとのおいしい食べ物を贅沢せずにシンプルに味わうことが一番だとつくづく思う。旬の味、私の好きな言葉です。
コメント
コメントフィードを購読すればディスカッションを追いかけることができます。