ここで煮干しヒロポンとは
まるで予期せぬ展開。煮干しといえば柴崎亭のあのどこまでも透明なスープの奥行きの中からほのかに香り立つ煮干し。それでいてスープの土台をしっかりと支えている。もうこれ以上はないと他の店の煮干し系を食べるのをやめてしまったほど。大宮の「狼煙」、千葉市中央区の「濃麺 海月」あたりは好みもあるがもう行かないと思う。
家元の煮干しヒロポンとは
BLOGによると姿煮干しを使いエグミのでる魚粉を使わないと。それならと100を。「いや〜もう140になっているよ」と家元。うむ、なるほどこってりとしながらも、まとわりつくものがないすっきりとした軽やかさとその奥にある深いこくがぐっと惹きつけてくる。かえしを入れてない100いや140だからこそ蠢く煮干し味の後ろ姿もよく分かる。はは〜なるほどと一口目は余裕だったが、あとは一気に最後まで翻弄されて夢中で食べてしまった
昨日の今日
予定していたMTGにワケあってか不参加。それなら意表を突かれ舌が覚えていいる内に度胸の二日連続。今日は悪魔の大盛り。悪魔仕様の煮干しヒロポン(初めてこれを読んだ人にはなんのこっちゃかもしれないけど)は純正ヒロポンにはない、一旦手元に引き寄せてから技を仕掛けられしまったようで実にウマイ。
今日は奥さんとじっくりと話も
席が右端から二番目。お二人の人柄に惹かれて通っているだけにいつになく奥さんとじっくり話ができたのもうれしかった。食べ終わって店の前で一息ついていると、家元が食べながら長蛇の列に向かって色々と話しかけていた。そういえば「今日の味は忘れてくれ」「ハードルをあげすぎたかな」と。計算をほどこしながらも独特の歓喜を呼ぶあの味、この味。もう一つ忘れられないラーメンに出会った喜びをかみしめていた。
なんでも12/25は上海蟹味噌スペシャル。
今から否が応でも妄想がふくらんでニヤニヤしはじめている...。
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