あまりにもベタな観光地で身近すぎて足が向かない
とはいえ、近所でおいしいものでもと探したのが「さんとり茶屋」。20食限定の穴子丼目当てだったが、最後の最後まで熱々サクサクのカキフライが特においしかった。やっぱり牡蠣は松島産が小ぶりで日本一だと思う。このお店、開店前から続々と人が集まって来てほぼ満員。
二回に案内されて松島を眺めながら一息。お客さんの中には関西方面からの人も多く、やっぱり松島は観光地だと再認識。で、私は運転をお願いしていたので、ウフフ「特別純米 萩の鶴 ひやおろし」をいただく。すっきりとした呑口と旨味が穴子やカキフライに実によく合い、昼からうれしくなってしまう。
やっぱり食前食中のお酒はいいもんですねぇ〜。
藤田喬平ガラス美術館
ガラスの酒器がとてもきれいで使い勝手が良く、もしかして近所の藤田喬平ガラス美術館に置いてあるかもと思い訪れてみる。こちらも初めての場所。艶やかで神秘的な光を放つ作品に見入ってしまう。
松島はヴェネチアに非常に似ている、と藤田氏の言葉。今日は残念ながら雨だったが晴れていたら私たちにもそう見えたかもしれないし、待ち受けていた出来事が訪れていたかもしれない。最後の部屋の茶室から眺める松島湾は手放しの幸福感よりもうまくつかめない遠近感が迫り目眩がしそうだった。
あまり熱心ではないがまま隣接されている売店をぶらぶらしていると先程のさんとり茶屋での酒器を見つけ思わず購入。明日は塩釜・仙台で「萩の鶴 ひやおろし」を探してみよう。
(初稿は9/22)
■藤田喬平ガラス美術館
http://www.ichinobo.com/museum/
コメント
コメントフィードを購読すればディスカッションを追いかけることができます。