成城石井の豆腐
いつもなら麻婆豆腐にするのですが、先々週食べたばかりなので湯豆腐。鍋の中央に(正式名は分からないのですが)タレを仕込んだ湯豆腐カップを沈めて豆腐ととともに温めます。いつも思うのですが、幼い頃にはどこがおいしいのか分からなかったんですが、今ではこのパターンが好み。
タレは、醤油+かつお節+万能ねぎ。昆布から出た出汁を吸い込んだ熱々の豆腐の上にかけて、お好みで大根おろしや柚子胡椒。お酒は、燗の「浦霞」(塩釜産)。心も体もじんわりと温まる湯豆腐もそろそろ終わりかと思うと、何故か寂しさも。
塩竈の浦の松風霞むなり 八十島かけて春や立つらむ(古今和歌集 源実朝)
塩竈の海をやさしく風が吹きわたり、まるで霞がかかっているようだ
湾内に浮かぶ島々にもいっせいに春が訪れたのだろうか
銀座に行く途中に寄った「弁天ふれあいの森公園」の風に揺られる河津桜とミモザ。
ああ、こうして、春が近づいてきているんだろうなぁ。
塩釜の島々にも春の気配が届いているのだろうか。
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