塩釜浦霞と禁断の農口 鯛の昆布締めとオクラの煮浸し ほんのりと頬がゆるんでゆったりとしあわせが体のあちこちに挨拶に行っているよ 昆布と茅乃舎の出汁、かぼすと塩竈の藻塩で艶やか

久し振りの昆布締め
やはり新鮮で香り高い食材があるので日曜日の朝から浦安魚市場へ。歯抜けになり空き地になっている部分もあり老婆心ながら心配もしていますが、ここんところやはりすこしずつ元気が出てきたように思えてます。何度も往復して、いい鯛と昆布を見つけたので迷わず昆布締め。冷蔵庫で一晩置き昆布の滋味がゆっくりと染み込んだ味わいに勝てるものはないと再確認。塩竈の藻塩を付けてかぼすを軽く絞り、その味わいの深さを無言で堪能。う〜ん、まいっちゃうね、まったく。

茅乃舎さんの出汁だけでこんなにおいしいなんて
輪切りのオクラをさっと湯がいて、少しさました茅乃舎さんの出し汁に入れて軽くあえて器に盛りかつお節。風味つけにお醤油をひとったらしだけにとどめるだけのテンポ感。それだけで、なんと深みのある艶やかな味わいになるなんて。禁断の農口も一口だけ開けたくなるんです。