竹内まりやが手がけた曲にはほとんど接点がなかったんですが
80年代歌謡曲と言われても、当時もほとんど接点もなくラテン野郎。なんとなく見たり聞いたりはしてましたが、今回初めてちゃんと聴くことができました。澄みきった河合奈保子の声(前職の後輩が熱狂的な追っかけをしていた=娘のkahoが14歳でデビュー)、岡田有希子の再発見、双子の茉奈佳奈、「ごちそうさん」で個人的に今大注目の高畑充希=みつき(高畑充希目当てで毎朝観ているほど)、あの声が全てを語る薬師丸ひろ子。
そして、松浦亜弥の「Subject:さようなら」
こうしてじっくりと改めて聴きこむと、ホント、割り切れない切なさに包まれて何度も泣かされてしまいます。「過ごした時間よりも ふいの誘惑に勝てなかった」「友情と恋の両方とも一度になくした寒い夜」、曲歌詞構成もさることながらアヤヤの歌唱に最後までぐいぐい引き込まれてます。
このアルバムに寄せられた本人のコメント、能地夕子さんのキャロル・キングへの言及、個々の曲への思い出エピソード、スペシャルサイトでのクリス松村との対談。読み応え十分、そして曲の説得力に、優れたポップスとはどういうものなのか改めて考えてしまいました。
■竹内まりや クリス松村と紐解「Mariya’s Songbook」
http://natalie.mu/music/pp/takeuchimariya02
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