仕事中なのでお酒も飲まず清く蕎麦一杯を
本籍が日本橋なのに仙台育ち。吉祥寺生活を始めた私は、例えば「僕的東京案内(松山猛著)」「東京面白倶楽部(矢吹申彦著)」を手がかりに須田町へ。もう、30年近く通っているのが神田まつやなんです。蕎麦というと純文学的な処で肩身の狭い思いをすることもあるのですが、ここは気さくに寄って蕎麦をすすることが楽しみな処。やっぱり、ちょっと並んで、エプロンのお姉さんに案内されて座って、「そうねぇ〜、鴨南蛮の大盛りでももらおうかな」と。昼時で満員の店内を見渡すと、あちこちでお酒やビール。にこやかに微笑んでいいる人たちの姿を眺めているだけでほっとしますね。
まず、汁を一口。蕎麦をすすって一息
香ばしい鴨肉を頬張りニンマリ。蕎麦をずずっとして、汁を一口。ふぅ〜っと、落ち着いたらシコシコした葱を。肉団子をどのタイミングで食べるか迷ってたりして。ああ、いいんだなぁ、この鴨南蛮の大盛り。他にも美味しいそうな蕎麦や丼もあるんだけど、ここ何十年は鴨南蛮ばかり。近所に仕事場があって、選択肢として神田まつやがある人たちって羨ましいですよ、まったくぅ...。
先月火災にあった藪そばも立ち寄ってみましたが、できるだけ早く元通りになることを祈ってます。
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