年が明けると鋸南町の水仙まつりが毎年の約束
今年は例年よりもはるかに遅く開花が遅れている鋸南町の水仙。今か今かと待ち焦がれて、開花の様子を鋸南町のFacebook(こうしてプロモーションするなんて時代なんですね)で知り、色々用事もありましたが全て飛ばして南房総へ。8:30に家を出発して9:40には、もう水仙ロードに到着。こんなに近いのなら、もっと多くの人にも知ってもらいたいなぁ~。
晴天が続いたにしても
丘の上の方は、まだまだまばらでしたが、ゆっくりとした坂の小路は、谷間から舞い上がる水仙の香りに包まれて、歩いているだけで幸せ感に包まれて行きます。去年はこうだったねとか話しかけながら、足を止めてカメラを向けて、すぅ~と息を吸い込むと感じる春の訪れ。頂上手前では、空に浮かぶ富士山がうっすらと白く浮かんで私たちを見つめていました。ぐるりと谷間を見渡すと樹々が得も言われぬグラデーション。里山ののんびりとした佇まいに、いつもよりもゆっくりと歩いていることにも知りました。
部屋の中でも、清楚で清潔な香り
...今年もこちらで水仙を手に入れるのが楽しみです...と、初老の男性。受け答えする、おじさん。自分の丘の水仙をとても丁寧に集めている姿。しっかりと見ていて、別れた人たちへの思いもそぞろ歩きするような。そこで知り得た思いが部屋の中に漂う。おそらく誰も書かなかったことなのかも知れないけど、大事に心に留めていたい...。
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