ほぼ徹夜みたいにして本を見ていた朝
清々しい朝の風に導かれて、重い体でしたがラン。しかも、今年はじめてのショートパンツ。見納めになりそうな桜の下をゆっくりと走ってました。道には前日の雨と風で散ってしまった花びらが絨毯のように。花よりも葉っぱのほうが目立ち始めた桜でしたが、初々しい若葉が風に揺られているのを眺めるのも、実に美しいものでした。足元には、誰からも褒められたりもしないように咲いている草花が一斉に、まるで桜からバトンタッチされたように咲いていました。季節の変わり目というのは、こうして静かに移りゆくのだなぁ...と思い、足を止めてしまいました。緑の芝生が濃くなってきているゴールの総合公園はチューリップが見ごろになってます。昨年の同じ頃にここに立って何を考えていたかも鮮明に思い出すことが出来ました。(昨年のこのBLOGの記事を読むと4/17に境川の桜が満開だったんですね)
マンションの中庭の木蓮は花が散リ始めましたが、ユキヤナギは満開
その白くて小さな花の上に散った桜が降り注いでいました。
そういえば、日和には、空模様や晴れたよい天気という意味に加えて、物事の成り行き、雲行き、形勢という意味があるんですね。散り行く花とこれから咲かんとしている花にも、物事の成り行きがあるんでしょうね、きっと...。
はあ!この写真はもうアートですね。
こんなふうに思いきり飛び越えてしまう雰囲気もむしろ大好きです。
花の姿の微妙な変化。私も今年はじっくり味わえている感じがします。
昨年はいきなり桜が満開になったように感じたり、ゆるやかな季節の変化に対して、勝手にバタバタと気もそぞろだった自分。
ユキヤナギも突然満開でまぶしすぎた気がしたものです。
変わらない花々に変わらない自分で向き合いたいもんです(^_^)
投稿情報: SumiJunko | 2012/04/17 08:51