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朝、自転車で駅まで
通り過ぎるにはあまりに惜しい姿
昨夜の大嵐にも動じることもなく、こうして可憐な花。だって数ヶ月も待っているんだもん、とでも言いたげに朝日の中にすくっと開いた姿を見ながら、志ん朝さんの「百年目」を思い出しました。寂しがり屋だから人に集まって欲しい、だなんて。
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夕方は、とても明るく全てを見渡せるような月のあかり
夕方から夜に向かう空は、藍色と橙色がせめぎ合うように深く、ぽつんと浮かぶ月はすべてを照らしていました。まるで私をどこかに招いているよう。
季節の正直な姿って、ささやかだけど何かの役に立っているのかもしれない。
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