レコードコレクターの連載(2012/2,3月号)は興味深く読んでます
普段はあまり雑誌を買わない私でも、特集がフィル・スペクター、サム・クックだったので連続して購入。知っている話(情報)や初めての話(情報)が盛りだくさんなためで、それぞれ一ヶ月をかけてじっくりと読んでいました。編集長が変わりブレが少なくなったのも読みやすい原因かもしれませんネ。
まぁ、新譜に期待できない分こうした根掘り葉掘り的な(しかも紙ジャケ)再発ラッシュにはいささかヘキヘキしますが、フィル・スペクター、サム・クックならどんな条件でもOK。
ひととおり特集記事を読んだ後、気になったのが「洋楽マン列伝」という連載
元CBSソニー、元EPICのディレクターだった髙橋裕二氏のインタビュー。これが、めっぽう面白くて、ああこのヒットにはこんな隠されたエピソードがあったのかと腕組みをしたくなるほどです。70年代のヒット曲やロックが好きな人なら必ず知っていることの裏話。マッシュマッカーンの「霧の中の二人」のイントロカット、「木枯らしの少女」「黒い炎」のタイトル誕生秘話…。BS&T、シカゴ、S&Gとか好きなアーティストはCBSソニー系が多くて、背中にオレンジのラインの入ったシュリンプしているアルバム・スタイルにも、小学生~中学生時代に憧れていたことも思い出します。
連載記事には『洋楽天国』という髙橋裕二氏によるBLOGも紹介されていて、最近は昼休みに読むのが楽しみになっています。今は、レコード会社もグローバル化されて、日本側のうまみや面白みがなくなっていることも、このBLOGを読むと分かります。
私の近所には、この辺のレコード業界に詳しい方々が結構いらっしゃるので、この辺の話も一度(ならず二度三度)伺ってみたいと思います。もしかして、レコードコレクター誌に登場したりして...
私にとっては天国といえばやはり『サルサ天国』なんですがね!
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