四日連続で行くと色々と分かって楽しい
ここは何故か浦安からの人も少なく(あけぼの湯は多かった)ほとんどが地元の方々。イケメンの若い男性(女性もそうらしい)は皆無、かなりの年配の人が多く、センター通り~竹下通りで浮いてしまう(まぁ、行きませんけどネ)私でさえ、ワカモノ扱いされそうです。蛇口のあるとことは合計19口3列。湯船は、左からジェットバス~普通の湯船(これらが42℃)。左が、天然温泉で、奥にエレキ風呂付で38℃。エレキはビキビキするのでパス。そして、天然温泉のぬるめの露天風呂。これが、利くのよ、いや、まったく。ぬるいといっても首だけ出してどっぷり浸っていると、じわじわと体の芯まで温まってきます。ジェットバス~熱めの天然温泉~露天~体洗い~髭剃り~ジェットバス~露天~熱めの天然温泉~ジェットバスの繰り返し。これが、利くのよぉ、いや~ん、まったくぅ。
あけぼの湯でも鶴の湯でも、風呂桶って黄色くてケロリンの広告
なんか、気になるんだなぁ、これが。調べてみるとケロリンって内外製薬の今で言うとバッファリンのような頭痛薬。なんでも、100年前に富山の薬問屋だった内外製薬が、薬剤師の笹山順蔵氏が開発した薬で、1925年(大正14年)に発売以来いまでも販売されているそうです。1963年(昭和38年)に風呂桶に広告を出しませんかと依頼がありそれが年間4~5万個も出荷されるほど続いています。詳しくは、内外製薬の「ケロリン桶の由来」を見てみてください。関東サイズと関西サイズがあるなんて、なんと奥の深い世界。
露天の入口に山傘が置いてあり常々不思議に思っていましたが、昨日判明
雨が降る時に使うんですね。山傘を頭にちょこんと載せて「ぐわぁ~、いい気持ちだね、兄ちゃん(私のこと)、あまり見ない顔だけどどっからきたの?」と金歯むき出しのじいさん。くりからもんの三人は、兄貴、弟分、その下とヒエラルヒーが厳密に決まっていて、兄貴が上がり、脱衣場の椅子に大また開きでどかっと座ると同時にアサヒスーパードライが何事もなかったようにすっと出てくるワケ。それでも、しのぎの世界でしか生きられない男達も、お風呂の中では我々と同じ人間(けっしてやくざモノを肯定するワケではないですが)。「いいところ紹介してくれてホント助かってます」なんて親子連れが常連さんに話しかけ、息子が父親の背中を流している。
いいですねぁ~、ウチからクルマで20分、9.5kmのとことにこんな風情が残っていたなんて驚きです。「私の癒しの秘密の場所です」とこっそり教えてくれた、キタさんに感謝です。
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