恐ろしいほどに黄金色に染まる空と海
週末は南房総を一泊で一周してきました。出掛けに長電話が着たり途中道を誤り迷走してしまいましたが、なんとか夕方にお宿に到着。高速を下りるころに夕暮れ。海も空も黄金色に輝き、まるで吸い込まれるような錯覚を覚え怖いほどでした。迷走がなければ海沿いの部屋から、海へ沈む太陽とともにこの姿を見ることができたと思うと残念です。
北斗七星の先
ぬるめの温泉につかり、新鮮な魚介類を食べ、部屋でまったりしているうちに寝てしまいました。
フト、4時に起きて空を見上げると、覆いかぶさるように瞬く星が空一面に広がっていました。絶えることなく寄せては返る潮騒だけが聞こえる夜明け前の静かな一瞬。おおぐま座のひしゃくの部分(北斗七星)の延長に小さく輝く北極星を見つけ、ママボリンケンのパパもこの星を見ながら航海を続けたのだなぁ、としみじみしてしまいました。
北北西に浮かぶ富士
明けた朝は、これっぱかりも雲のない抜けるような空の向こうに、まるで海に浮かぶように富士山が見えました。電車の中から、家の玄関先から、と色んな場所から見ることが出来ていますが、海に浮かぶ富士山もまた格別ですね。ちょうど、波しぶきの先に見えているんですが、写真だと分かりづらいかもしれません(GRDは短焦点で望遠がないので)。いつもは、千倉から南房総を南下して館山経由で帰りますが、洲崎灯台までは、陽の光が反射して銀色に光り輝く海の向こうに、くっきりと浮かぶ富士山を見ながら、千倉へ向かいました。
浜千鳥の集団
大好きな瀬戸浜海岸は、海の家もなく静かな海でした。浜千鳥の集団が肩(?)を寄せ合って佇んでいました。浜辺で虫とかあさっているのも、羽を休めるように岩に集まるのも、私の姿に驚き一斉に飛び立つのも、30羽ほどの集団行動。どこから来て、どこへ行くのだろうかと、そんな心配もしたくなります。
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