衝撃的な出会いから30年
連休をはさみここ一週間で『スター・ウォーズ』の全編をDVDで集中的に見ていました(amazonの中古で500円前後で入手)。衝撃だったエピソードⅣを初めて観てからもう30年以上も経っているんですね、驚きました。エピソードⅣ~Ⅵまでのメイキングを観ていると、いかに当時限られた予算とスタッフと製作し、出来なかったことが多かった苦労話も理解できます。そして、エピソードⅠ~Ⅲの間の、テクノロジーの進化は過剰と思えるほどです。CGを多用した、それは『スター・ウォーズ』ではない、という意見もありますが、いまでも作り物やセットのよさも巧みに組み入れてあるようです。Ⅰ~Ⅲの付録についているメイキングは、いかにそのテクノロジーを駆使しているかどうかがよく分かる内容で、本編と同じ位時間をかけて作っています。作品というよりもコンテンツに分解された内容に圧倒されます。
エピソードでⅥのエンディングは、リマスターされた当初賛否両論話題沸騰でした。でも、エピソードⅠから順を追って観ていると、ジョージ・ルーカスがあえて変えた意図も伝わってくるので、私個人は変えてよかったな、とも思い始めています(当時は呆れてしまっていましたが)。エピソードⅢ~Ⅵで育ったスタッフや俳優がエピソード~にかかわりを持っているなんて素敵な話ですね。エピソードⅢ~Ⅵは追加画像・デジタル処理されて、ああこんなにきれいな画像だったっけ、と驚いてしまいました(最後に見たのは友人に借りたLDだったような)。
・エピソードⅠ(99年公開)
・エピソードⅡ(02年公開)
・エピソードⅢ(05年公開)
・エピソードⅣ(77年公開)
・エピソードⅤ(80年公開)
・エピソードⅥ(83年公開)
好きなキャラクターは、C-3PO、イウォーク、オビ=ワン・ケノービー(アレックス・ギネス、ユアン・マクレガー)、チューバッカです。米国での公開を見ていると3年おきに公開されているんですね、知らなかった。
また、連休の間、CSで『めまい』『インファナル・アフェア1~3』、劇場で『GRAN TRINO』を観てて思ったのは、CGなどのギミックを使わずに撮った映画の味わい深さ。人間同士がもつれていく中にドラマが生まれる。変えられぬ運命と変わる心。『スター・ウォーズ』も好きですが、こちらもまた大好きです。今月は、ジョナサン・デミの『レイチェルの結婚』『ヴィニシウス~愛とボサノヴァの日々』を、共に上映館が渋谷ですが終わる前に是非観たいと思っています。
コメントを投稿
コメントは記事の投稿者が承認してから表示されます。
アカウント情報
(名前とメールアドレスは必須です。メールアドレスは公開されません。)
コメント
コメントフィードを購読すればディスカッションを追いかけることができます。