開けてびっくり
崎陽軒のシウマイ。初めて食べたのはもう記憶にないほど前のこと。小学生の頃だったと思うけど東京の土産のいただきもの(おそらく真空パック=真空パックは崎陽軒が最初)だったと思う。赤い包み紙を開けると小ぶりのシウマイが並んでいたことはなぜか覚えていた。それから何度か食べたけど、ここ何十年は食べていなかった。それは、一般的なシュウマイを食べ始めたからだと思う。
近所のスーパーの催事場で何度か見かけた崎陽軒のシウマイだったけど、「特製」に惹かれて買ってみた。パッケージを開けてびっくり。大きめのシウマイと醤油入れ、洋辛子、楊枝。あららなんとかわいい醤油入れにほのぼのとしてしまった。
包み紙には<「特製シウマイ」は、大きなサイズで見栄えが良く、食べごたえ十分なシウマイです。粗挽きにしたオホーツク海産干帆立貝柱と良質な国産豚肉の二つの個性が奏でるおいしさの調和を追求したこだわりの逸品です。干帆立貝柱と豚肉の濃厚でジューシーな旨みと、ふっくらとした食感をご堪能ください>と説明書き。
売り場の説明通り常温のまま、ひとくち食べてみると、豚の脂っぽさがはじめに口内に広がり、帆立と豚の味わいが続く。シュウマイは通常蒸して熱々を酢醤油+辛子で食べているが、この感触の違い。なるほど崎陽軒のシウマイはシュウマイにあらず崎陽軒の味、ということを再確認。冷めてもおいしいシウマイそのものだった。シウマイ弁当の箱はご飯がしっとりなるように設計されていることをTVで見たことを思い出した。
ひょうちゃん
崎陽軒のサイトを調べてみたら醤油入れに名前があり「ひょうちゃん」という。1955年に陶器になり「フクちゃん」で有名な漫画家・横山隆さんが表情を付けたのが始まりで、今は3代目。現在は48種(大・小を合わせ96種)が「昔ながらのシウマイ」「特製シウマイ」の箱に入っているとのこと。
日曜日まで催事が続いているので、今度は「昔ながらのシウマイ」を買ってみよう。はて、どんな図柄の「ひょうちゃんに」に出会えるのかも楽しみ楽しみ。
■崎陽軒ひょうちゃん
https://kiyoken.com/hyo/
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