暑さが本格的
夏バテ防止に油っこいものや激辛...ではなく野菜たっぷりが我が家風。ゴーヤチャンプルーのほろ苦さ、何処か懐かしい切り干し大根煮物。甘酸っぱいタレに半日以上漬け込んだ鶏ももの南蛮漬け〜付け合せのししとうのほろ苦さ。家庭料理はこうした名もない=立派ではないご飯が一番おいしい。
大阪泉州産水茄子
お中元でいただいた大阪泉州産水茄子の瑞々しさといったら今の季節にピッタリ。ぬか漬けと液漬の二種類が一緒に、または交互に食べられるからうれしさも倍増。水茄子はサラダにすることが多いけど、こうして古来の食べ方もまたおいしいなぁ。そういえば、合羽橋で見つけた南部鉄器の茄子の箸置きもお気に入り。どっしりと重く茄子紺に鈍く光るところも気に入って三日おきに登場。
茄子紺
昨日図書館で見つけた『日本の色図鑑』がとても楽しい。日本の四季から選ばれた88色について詳しく解説。茄子紺(#824880 C70 M73 Y10 K73)と色指定までありとても参考になっている。
紅色、花色、山吹色、柳色、苗色、柿色、鳥の子色、飴色、夏虫色、濡羽色、狐色、猩々緋、瓶覗、水色、空色、紺碧、東雲色、瑠璃色、群青色、亜麻色、茜色、藍色、褐色、秘色...。なにげなく普段使っている色名の由来を丁寧に説明してあり、いつも自分が見ている空や水や草木がより一層身近に思えてくる。
コメント
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