スッポンサザエにんにく
店頭に陳列されているスッポンを眺めながら一体どんなことになるのかとドキドキワクワク。勢いのまま飲み込まれるのか、はたまたうっちゃられるのか。そして、スープを一口。思ったよりもまろやか。スッポンの上品さとサザエのコクのブレンドに、一つ息をすれば、こころの堤防が一気に崩れそうな感じでもあった。
麺をスープに絡めてすすると、あっと驚きため息。スープそのものには感じなかったにんにくの香りが湧き上がってくる。スープに戻ると、どこか妖艶さすらも漂ってきた。うわぁ、この時間差と多重性に、いやもうマイってしまった。
手違いで並び直してしまったが、「結構待たせちゃったね、1時間ぐらい?」と家元がニヤリ。ちょっと、救われた感じだった。
コメント
コメントフィードを購読すればディスカッションを追いかけることができます。