山椒に合わせるのなら
何がいいかなぁ...とベランダで考えていて思いついたのが鰻。そうなるといても立ってもいられずに浦安魚市場跡地の目の前で健在の山安商店へ。土用の丑の日でもないので行列もなくひっそりとした朝。こうして並ばずに焼きたての鰻を選べるとうれしいもの。
丼を熱湯で温め、ご飯(タレと山椒をまぶし)の上に鰻、そしてご飯(タレと山椒をまぶし)を重ね鰻。ベランダの山椒をちょんとのせて蓋をして全体を蒸すこと数分間。柔らかい鰻を一口大に分け山椒の葉を少々。一口パクリ。鰻と山椒の香りが口内に広がりワンランク上のおいしさ。山椒が1mmぐらい芽吹いてから二週間待った甲斐があったネ。
色によって花言葉が違うアリストロメリア
白は「凛々しさ」、ピンクは「気配り」、赤は「幸い」。山安商店奥の花屋さんも健在。この場外市場は数年前の台風で屋根が吹き飛び、そのままになっていて痛々しいものの、こうして僅かに店が残っているのはありがたい。アリストロメリアのおかげで部屋の隅が華やいでいる。
跡形もなく
その浦安魚市場は跡形もなく解体され次の工事に着手中。山安商店に立ち寄り、向かって左側のドアを開けて市場内。時計逆周りに店をひやかし、最後は泉銀さんや堀常さんへ。建物は消えたが追憶や灯火を絶えさせず、しかもシシリー島のケイパーとオリーブオイルも扱っている泉銀さんを、目一杯応援したいな。
コメント
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