基本の基本
具材が魅力の日もある。それでも基本の基本の上品が欲しくなる。そんな気分になると居ても立ってもいられない。チャーシューが二枚(何故か二枚半でしたが)、シナチクが二本、カニカマが二本(初めてのときは驚いた)、味玉、たっぷりのネギ。そして、澄みきってコクのあるスープ。食べる前からの不思議な高揚感。ビジュアルも味わいも突き抜けて、ああやっぱりウマイなぁ...とため息。月に一回のペースが二回になってきているようだ。
「今日は大盛り?」
「いや、普通で。大盛りだとちょっと多く感じて、夏のせいだろうか」
「年のせいだよ」
「そういえば最近感覚が鈍くなっているし瞬発力もなくなってきているし」
「全体的にそうなるんだよ」
なんて会話を家元といつまでも続けていたい...。
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