スープの普遍性とは
一ヶ月ぶりの自由が丘。これもまたもう不動の基本形。こういうラーメンを作りたいんだという気迫すらも滲み出すほど。いや、そういうのをぐっとこらえてあくまでもさりげない男の色気のようなラーメンに理性とエクスタシーすらも。それが今の自由が丘だ。スープの一口目があまりにも鮮明で普遍的な響き故、立て続けに五杯もすすってしまった。
昆布の香りがすっと現れて口内に広がると同時に次に他の香り(判別できず)が広がる。ヒロポンと同じ麺が自由が丘ではまるで違った表情になるのも絶妙。もう少しクドイほうが分かりやすいように思えるけど、すぅっと引いた感じも自由が丘らしいなぁ、と丼を掴んでスープを完飲。あぁ~ウマイなぁとため息をつくと家元がニヤリと笑った。今度、ヴァニラ・アイスの秘密を訊いてみようかな。
東池袋から池袋経由で四谷三丁目下車。知らなかったけど、副都心線新宿三丁目で乗り換えると池袋からわずか20分で着いてしまうんですね。それでも都心は熱くてグラグラしそうだったが、店内はかなり涼しくいいコンディション。待っている時も扇風機が回っている。こうしたちょっとした心遣いもうれしい。
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