真っ白な店内
無駄のない動き
11:15到着、すでに店内満席三人目の行列、後ろ15人。程なくして案内されたのは真っ白で明るい店内。ラーメン店は黒ベースが多いのですが、清潔で磨かれて無駄のない四人の動きにぴったりの店内です。そして、こちらは注文を受けるたびに粉に水を混ぜるところから始まる手打ち麺の店。麺を打つ人、麺を茹でスープと一緒に仕上げる人、料理場とフロアを兼務する人、バックヤードの人。四人が淡々と一皿のラーメン作りに奉仕する。その姿を見ているだけでも静かに感銘を受けました。
鶏ベースの醤油
朝から煮干と迷いましたがまずは醤油味。一口目でじんわりとしてしまって夢中で立て続けに三口。で、もう一度一口。カエシもなんとも言えずおいしいく、ふ〜っと溜息。麺は初めは小麦粉の風味が前面にきてますが、スープを吸っていくほどに、チュルチュルモチモチが増してきて、最近のマイブームのガロファロのパスタのよう。麺の厚さがまちまちで食感の違いを愉しめるのもいい。うん、これこれ、これなんだと心のなかで呟きながらの至福に悶えてました。
喜多方ラーメンって、実は
93〜94年頃にとある事情で歌舞伎町に週三回以上行っていた時期に空腹を満たすだけによく食べていた(他に手頃な店がなかったので)ために、それ以降敬遠してましたが、改めてこうしたおいしいラーメンに出会うと考え方を変えないといけませんね。新鮮なネギの香りは透き通るスープにアクセントを加え、細い支那竹は箸休め以上の味わい、味玉は程よく。チャーシューはモモとバラ、個人的にはバラをもう少し味わいたいので、次回は肉そば(煮干)を楽しみにしたい(おそらく2/24)。
■麺や 七彩 八丁堀店
東京都中央区八丁堀2-13-2
火曜日定休
コメント
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