なんともいえず好きなんです、ここの味噌ラーメン
- 最初はまず、ラーメンをよく見ます。(写真を撮る)
- どんぶりの全容をラーメンの湯気を吸い込みながら、しみじみ鑑賞。
- スープの表面にキラキラ浮かぶ無数の油の玉、油にぬれて光る支那竹、浮きく沈みしているネギたち。そして、何よりも、これらの具の主役でありながら、ひっそりと控えめにその身を沈めている三枚の厚めの焼豚。
- 箸の先で、ラーメンの表面をならすと言うか、なでると言うか、そういう動作をは、ラーメンに対する愛情の表現。
- 箸の先で焼き豚をいとおしむように突つき、おもむろにつまみ上げ、どんぶりの右上の位置に沈ませ加減に安置。大事なことでうが、この時、心の中でわびるがごとく呟きます。『後でね…』
- まずはスープを一口、生姜を混ぜて二口、黒七味を軽く混ぜて三口。
- さて、それでは麺から食べ始めます。
- この時、麺をすすりつつも、眼はあくまでも、しっかりと右上の焼豚に愛情のこもった視線を…。
- 次に支那竹を一本口中に入れ、しばし味わう。それを飲み込むと、今度は麺を一口。そして、その麺が口中にあるうちに、また、支那竹を一本口中に入れる。
- それからおもむろに体を起こし、「ふー」とため息をつく。
- 意を決したかのごとく、1枚目の焼豚をつまみあげ、どんぶりの内側にと〜ん、とん〜と軽くたたき付け、お汁を切ります。
そして、至福の時を迎えたかのように満足げな顔で、焼豚をゆっくり味わいながら食べる…。
食べ急がずにじっくりと二週間ぶりの味噌ラーメンを堪能
ああ、これ、これなんです、じっと待っていたその瞬間に身悶えて。なんか妙に応援したくなるような店、スタッフの動きもキビキビ、不思議と元気をもらう。俄然支持したい!
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