気になっていたお店に急に行くことになって
麺屋 翔の客さんのお薦めやdancyuの特集で気になっていたお店。予定には予定にしていてはいなかったんですが急に行ってみる。土曜日の神田北口は人気もなく侘びしい商店街を抜けると6人ほど並んでました。ここは事前に食券を買って並ぶ段取り。程なくして着席。待っているだけでも汗がにじみ出てきます。
もやしカラシビ味噌らー麺にカラ&シビを増
うわ、見るからにヤバそうで不安がよぎる。カラは韓国産唐辛子、シビは中国四川省の花山椒+和歌山のぶどう山椒。ざっと追加された部分を避けて、スープを一口。かぁっと火花。でも、ウマイ。さらに一口、ジンジンしてピカッとして頭グラグラ。
やや太めの麺を一口。もやしをスープに混ぜて一口。大丈夫かな最後まで食べきれるかな、あとでお腹痛くならないかなと不安が先に立つほど。まずは無難なとことでカラ&シビを増しなかったほうが良かったかな。
半分ほど食べたころに
辛さにも慣れたせいでしょうか、奥深い甘さを感じるようになってくるから不思議だ。まるで、ジョージの「My Sweet Lord」でドラムが入ってくるあたりの(1:43あたり)感覚に近い。表面的なカラ&シビにとどまらず、こうした味噌本来の味わいを大事にしていることが分かってくると、これまでの不安な気持ちもどこかへ。うん、ホロホロの厚手チャーシューもほんのりと甘く、味わい深さに急変したカラシビ味噌らー麺には愛おしさすらも感じてしまった。
このカラシビ感と味噌の奥行きは一体どうやっているのか。店を出てからしゃがみこんでしばらく考えこんでしまいました。そして、電車に乗って帰路についていいると、今度いつ行こうかと思い始めて(特カラシビ味噌らー麺 カラのみ増)フト苦笑い。
■カラビシ味噌らー麺 鬼金棒(きかんぼう)
http://karashibi.com/index.html
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