ここ数ヶ月のプロジェクトが無事にスタートできて一安心
このまま、まっすぐ新幹線というのもつまらないので、道頓堀今井本店でおでんで一杯というのはどうだろうかと、御堂筋線ホームの照明を見ながら思いつき逆方向に向かったのは先週の今頃の話。相変わらずなんば〜道頓堀はアジア系の観光客で押すな押すなの大騒ぎ。こういう無秩序な雰囲気にみんな惹かれて来るんでね、きっと。その中に柳の木の下にひっそりとあるのが道頓堀今井本店。お店の中はひっそりとして、外の喧騒とは大違い。
まずはおでん盛り合わせ
単品もあるそうですが割高になるというので盛り合わせで京都のお酒を一杯(京都府玉乃井)。ぐつぐつと煮えた鍋には、
紅白かまぼこ
すじ
大根
厚揚げ
木綿豆腐
こんにゃく
ホタテ
コロ
昆布
お出汁しもおいしく、いい具合に煮込んであっておいしいものですね。宗右衛門町の「お多福」よりもやや甘めの出汁もいかにも今井らしい。お燗を(石川県白鳳)もう一本頼んでじっくりと楽しみました。カウンターで大将と話しながらあれこれ選ぶのが一番ですが、こうして季節の具を選んでもらうのも悪くないですね。
締めはやっぱり親子丼
合わせてきつねうどんも考えましたが、腹も身の内なので親子丼だけ。いつもようにポンと置かれた黄身を少しずつくずしながら、ふわとろを。はじめ熱くてフウフウ、ご飯にしみた具やだしをお箸ですくってモグモグ。ここでしか食べられない、ここだけの味。九条ねぎと鶏肉の歯ごたえとにじみ出る滋味。うわぁ〜、タマラナイじゃないか。考えてみたら、今年は親子丼は今井でしか食べてないようだ。今度、いつ食べられるかな。
コメント
コメントフィードを購読すればディスカッションを追いかけることができます。