不思議な場所だね麻布十番って
飯倉で首都高を降り六本木五丁目を左折、鳥居坂を下ると麻布十番。少し早めに着いたので麻布十番を探索。暗闇坂を上ったり下ったりしているとはっぴいえんどの「暗闇坂むささび変化」の歌が頭に浮かぶ。蝉しぐれにはまだ少し早いですが、突然聞こえてきそうな錯覚すらも。
引き戸を開けて近道
味わい深い石段。風に揺れる紫陽花。日陰の涼しい風。ここが都心とは思えないほどの静寂。普段は埋立地のまっ平らな場所に住んでいると、こういう地形がやけに新鮮に感じます。一般道に出ると、大家さんのような年配の女性に声をかけられて、
「アンタ、ここいらの人?」
「いえ、色々と探索中です」
「あの扉から来たの?ちゃんと閉めたの?」
「以前知人に教わったので、ちゃんと閉めておきました」
「ならいいけど」
「石段の横に紫陽花が咲いてましたよ。いい場所ですね」
「アタシはもう何十年も住んでいるからね」
「この辺りの場所は(はっぴいえんどの歌詞にもあるので)憧れなんですよ」
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10分ほど捕まってしまいました。帽子に付いたトンボのアップリケも印象的でした。
麻布十番の商店街は古いものと新しいものが共存しているようで、「総本家 更科堀井」を筆頭に蕎麦屋も色々あることだし、次回はもっと時間を作って蕎麦屋巡りをしてみたいな。
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