ママボリンケンが見つけてきた日経MJの記事(2015.2.23)
執行役員でもありデザイン本部長でもある前田育男氏の公演をまとめた記事が2/23に掲載されていました。その中で、デザインコンセプトについて4つの決め手についての秘密とは、
①道具の美しさにフォーカスした「クルマはアート」というスローガン。
②我々の作品だから丁寧につくっていこうとする意識改革。デザイン本部全員がアーティスト。
③作品をつくりやすい仕組み。アートと言う以上、そのプロセスが必要です。おいしい料理をつくる仕込みのようなものです。
④共に創る風土づくり。今、マツダのいろんなところに作品づくりマインドが浸透しています。その活動全てがブランドデザインのカギです。
スモールプレイヤーにしかできないマツダの4つのデザイン戦略と、マーケティングをやらない潔さから生まれる突き抜けたデザインを妥協せずに進める意味について、色々と考えていると創立直後またはジョブズが戻ってきたAppleに心ときめかせたことも思い浮かべます。
最大公約数を狙うのではなく、
3%のユーザーに強く共感してもらえる
突き抜けたデザインを妥協せずに進める
マーケティングという束縛から逃れたマツダのモノ造りはジョナサン・アイブの思想にもどこか通じてならないんです。
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