宮城のお酒、福島のお酒
年末年始にかけて合計6本もいただき冷蔵庫に入れるまでもなく冷たい場所で保存。寒さがぐんと身にしみてきて、コートも一番温かいのに変えて暗い夜道で考えるのは、これらの日本酒にあった何かなどと。まずは、湯豆腐。昆布を敷いて水から温め出汁が出たら取り出して豆腐を入れる。薬味は、醤油、かつお節、ネギ、お酒を容器に入れて鍋に沈めて同時に温める。豆腐がふんわりと浮きだしてきたら器に取り出し、薬味をのせ、ゆで汁をひとすくい。お好みで柚子唐辛子を合わせて。幼い頃、これがなんでおいしいのか分からなかったけど、今はなんとも言えず楽しみになっているのは年取ったせいだろうか。
すき焼では大げさだけど
肉豆腐なら気軽に
平松洋子さんの週刊文春での連載「この味」は、小林信彦さんと共に毎週の楽しみ。安西水丸さんのイラストもファンでした。年末の肉豆腐の記事がとっても良かったので、茅乃舎さんのレシピで作ってみました。すき焼だと決めるまでの色々と決心(少し大げさですが)しなくてはならないのですが、肉豆腐ならあっさりと決まるのでお手頃。でも、その割に確実においしくできるので、すっかりファン。
平松洋子さん曰く、一日目の肉の旨味がタップリと入ったゆで汁を残しておき、翌日再び肉豆腐。一日目は茅乃舎さんの出汁に醤油・みりん・お酒で味付けしましたが、二日目はコクを出すために茅乃舎さんのすき焼の割り下を追加。これまた、じっくりと味わい深く玉ねぎの甘さをうまく引き立てて、日本酒とよく合いますねぇ。そして、ちょっとご飯にのっけてハフハフも良し。
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