往復82kmの現場に始発で急行
なにせ7:00前到着なので始発。大雨が降る中、路線バスも高速バスも運行していないので傘をさしながら自転車。風が強くふらふらしながら駅について、まぁ道中は「鬼平犯科帳(五)」を読みながら無事に到着。早朝出勤というのは大変だけど、一般の始業時間前にこまこまとした事を片付けられるもんだなと痛感。一段落したので、近所のスタバでコーヒーを買いに行こうと思い地下室を出ると、なんとまぁ、すっかり晴れて恨めしいほど。生暖かい風を受けて気持ちもいっそう爽やか。
千倉でいただいた「菜の花とうふ」
店頭では売っていない豆腐なんです…と教えられて、ありがたいことにいただいてしまった「菜の花おぼろ」「菜の花枝豆風味豆腐」を、器にそっと盛りつけ指でつぶした岩塩と茅乃舎さんの「和風だし塩」、そして上質のオリーブオイル。さじですくって一口、なんともいえない上品な香り。産毛が春の日差しで僅かに揺れているような繊細な味わい。ほんのりと枝豆の風味とオリーブオイルが口の中でとけていきます。千倉の帰りに誰も走っていないフラワーラインの道端に人知れず咲き始めている菜の花を思い出しました。
豆腐と同じ会社のあぶらあげは菜の花とそら豆と
千倉の帰りに立ち寄るいつもの富楽里。菜の花を手にしましたが、暗い部屋に保存してましたがほんのりと開花。そら豆と「菜の花」のあぶらあげと、茅乃舎さんの出汁でおひたしに。上品なあぶらあげと季節の野菜をまろやかに包み込む出汁の香り。春を待ちきれない千倉の海岸の穏やかな日差しと共に。
たけのことあぶらあげ
それだったらタケノコご飯。親切なかまどさんで炊きあげていくと、キッチンに広がるいいにおいにたまらなくなってしまいます。塩釜柴崎屋の海苔をかけて山椒の葉っぱでピリリと。おこげもさらに深みのある味わい。これもたまりませんね。
ご飯が炊けるまでは福島のにごり酒「舟出」
冷蔵庫に立てていると、上澄みとにごりが分離。タンクより直接瓶詰めされて酵母が生きていて発泡性。上澄みをそっと利き酒用お猪口に静かに注ぐと、ピチピチ音がしそうです。口に含むと静かな余韻。三杯ほど味わった後に静かに混ぜあわせると、なんとも色っぽい。「こってりとしたチーズにも合うのよ」といただいた時に教えてもらいましたが、今度はこの線でも味わいたものですね。
■菜の花とうふ
千葉県鴨川市大川面1009-1
04-7097-1787
http://nanohanatofu.com
■合名会社大木代吉本店(にごり活性酒 舟出)
福島県西白河郡矢吹町本町9番地
http://shop.gnavi.co.jp/nishinoya/A-297/
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