フランス美人風のマリーヌ・ヴァクト
そばかすがあってやせていてモデルをしているマリーヌ・ヴァクトは、夏から秋に向かうと日増しに美しくなる少女として登場。パリの名門高校に通いながら多くの男たちと会っていく。
メトロを降りてエスカレータを登りホテルに向かう後ろ姿、母親の服に着替えて化粧をする場面、帰りは普段着に着替える姿。気を許していたバイアグラを飲んでいた初老の男が腹上死した後にも、マリーヌ・ヴァクトの美しさに惚れ惚れしてしまう。
初老の男の夫人がシャーロット・ランプリング
「愛の嵐」をもう一度見たくなっています。そして、「地獄に堕ちた勇者ども」のルキノ・ヴィスコンティのことも思い出してきて、そういえばヴィスコンティはマリア・カラスにダイエットを勧め、舞台の演出も手がけていました。この映画の監督フランソワ・オゾンはシャーロット・ランプリングが好きのようですね。次は「スイミング・プール」を再見したいです。
話は戻りますが、海岸(夏のヴァカンス)からパリ(枯れ葉散る歩道)への四季のつながりも美しい映画。主人公(イザベル)が罪の意識から開放されていくことを暗示しながらの終わり方も、マリーヌ・ヴァクトの美しさで納得。新作が楽しみな女優です。
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