Casa de Borinquen

大船渡鎌田水産から届いた秋刀魚で毎晩祭 秋刀魚が出ると按摩も引っ込むほど栄養満点 塩焼きもよし佃煮でもよし お殿様が初めて焼きたてを「天下の美味」というのも無理もない噺

くちばしが黄色で鮮度がいい
まるまると太り銀色に光る秋刀魚が届くと、もう待ちきれず塩焼きに。手前と向こう側に身を割り、そこにすだちをちゅっと絞って、熱々を一口。旬の秋刀魚のコクのあるのは脂がのっているせい。ワタも鮮度がいいので苦味もきつくなくほんのりと甘い。

頭も丸ごと食べて骨だけ残ったお皿。ため息がでるほどのウマさに思わず顔を見合わせてしまいました。「目黒の秋刀魚」のお大名が「天下の美味であるぞ」と叫んでしまったのも分かるような気がします。

秋刀魚が出ると按摩も引っ込むほど栄養満点
必須アミノ酸をバランスよく含むタンパク質、鉄分、ビタミンA、カルシウム、ビタミンDを多く含んでます。また、DHA（ドコサヘキサエン酸）とEPA（エイコサペンタエン酸）は、血液をサラサラに保ち、コレステロール値を下げ脳細胞の動きを活発にして頭をよくする効果もあるそうです。

ことことと煮込んだ佃煮
たっぷりの生姜とお酒でことことと煮込んだ佃煮も酒のつまみにぴったり。箸休めのきゅうりの酢の物もさっぱりとしていいもんですね。そうそう、秋刀魚といえば馬生の「目黒の秋刀魚」。独特の口調が少しお馬鹿な大名が初めて熱々の隠亡焼き（炭の中に入れて焼く焼き方）の「ちゅぷちゅぷした」秋刀魚に出会う描写がほのぼのとしてこの季節には必ず聴きたくなりますね。

■鎌田水産株式会社
岩手県大船渡市赤崎町字鳥沢164-2
http://3riku-aji.com

駿河台から須田町、帰りは秋葉原から高速バスで帰宅 吉田パンダさんの写真展「ミツオジャン（父・75歳）」のあとはまつやでしっぽりと酔いにまかせて

オープニングレセプションで本物のミツオジャンに会って
ワイワイガヤガヤ、とにかく人が多くてとっても楽しそうにしているのを見ているだけで元気が出てきますね。ちょっと知合いを探してみてウロウロしていると、おお、ミツオジャン！入り口に置いてあったパネルは小さかったけど、生のミツオジャンはあのまま、いやそのまま以上に素敵でした。

折角だから須田町のまつや
一日中歩いていたママボリンケン、私は一日中立ち仕事。そんなもんですからキリンのラガーをグビグビ。すぐに熱燗にシフトして、わさび芋〜親子煮〜焼き鳥（塩）で、じんわりと。いいんだなぁ、この気のおけない雰囲気。いつも思うけどまつやの熱燗ってほんとうにウマイんです。そして、いつもの鴨南蛮大盛りと天もり（せいろ二枚、タレは温かい方）を堪能。香り高い鴨肉と団子、熱々のネギ、天もりの熱々の海老をつまみにもう一本。ズルズルっと蕎麦をすすって、おつゆも全部たいらげて大満足。

いつのまにか新装開店
秋葉原はとんと無縁になってしまいましたが、あのラジオ会館は新装開店していたんですね。偶然見かけて驚いてしまいました。

■吉田パンダ いぬ パリ
http://blog.madamefigaro.jp/panda_yoshida/75.html

■LAB and Kitchen
http://www.labpaper.jp/2014/08/824/

つつじヶ丘 柴崎亭 もう、やみつきになって週に三回通ってしまったほどおいしくて 澄み切ったスープに味わい深い麺、そして肉汁がじゅわっとくるわんたんの戦慄に箸が止まった

まずは煮干しそばの醤油味 650円
澄み切ったスープを一口、いや二口。参るネ、無条件のおいしさと深み。あまりお湯切りをしなく、丁寧に盛り付けられた麺は細身でつるつる。噛めば噛むほどうま味が増してくるから不思議。もう一度スープを一口。醤油も尖ってないので最後まで爽やか。ああ、もぉたまらないね。真ん中にどんとのっているチャーシューも脂っぽくなくすっきりとした味わいもじわじわと。もう夢中で食べ終えてため息も出ないほど。

次は、煮干しそばの塩味 650円
醤油と構成は一緒ですが、そこは塩味をいかした味わいに戦慄が走って箸が止まる。ブルブルっとしたのは銀座篝以来のの衝撃か。あとは、最後まで一気に食べ尽くして、う〜んと唸るばかり。我を忘れて小躍り（心のなかで）してしまいました。どうやら、八王子の田村製麺。つるつるしていてもちっとしているバランスがとても好き。また食べたいな、また来ようかな、と爽やかな余韻。寡黙な大阪の客人も、東京でこんなにうまいラーメンを食べられとは思っても見なかったと涙目。

肉汁がじゅわっと肉わんたん麺 750円
麺が見えないほどびっしりと盛られたわんたん。熱々のわんたんを口の中に放り込むと、もう火焔太鼓。少し冷まして噛るとじわっと肉汁が飛び出してきてくるから忙しい。熱さとおいしさが飛び込んできて、もう涙目。少し落ち着いてから、用心深く肉の入っている部分だけ食べて、残りを食べる作戦に変更。これでやっと味わいも分かってきて、スープを一口。揚げネギの香りがする澄み切ったスープの透明感を堪能して、もう一度わんたん。麺は少し置いても伸びることなくしっかりとモチモチ感が残っているところも流石だなぁ。

肉玉丼 300円
小ぶりなお椀にチャーシューがどんと乗っていて、半熟卵をトッピング。チャーシューをどけて醤油の代わりに麺のスープを入れて卵かけご飯。チャーシューのタレが甘くない方が私の好みかな。やはり、麺だけをじっくりと楽しむのがいいのかと思います。

流れとしては
11:00に開店ですが、開店に合わせて行けば並ばなくてもいいですが、基本15人ぐらい並んでいるので時間に余裕がないと、次の約束に遅刻します。順番がくると入り口で食券を買って案内されますが、席によっては一旦外に出て右側の戸を開けて中に入ります。店はカウンター8名まで、食後はカウンターの上に丼を返してテーブルを拭いて帰ります。こうした部分も単価を下げている要因なんでしょうね。また、音楽好きにはうれしいことに二つのモニターからライブが見られますので楽しみのひとつです（キャンディ・ダルファー、キース・ジャレット、マイルス）。

すぅっと透き通ったスープから味わい深い麺が浮かび上がってくるのを味わいたくて、まだ食べていない「こってりらー麺」をいつにするか思案中です。

■柴崎亭
東京都調布市西つつじヶ丘3-25-1
　平日：11:00～15:00、18:00～22:00
　土曜日：11:00～16:00
　日曜日：11:00～21:00
　祝日：11:00～21:00
　※不定休

 

こってりバラシャーシュウ麺 950円
あっさりとした醤油スープにこってりの味付けは、炒めた豆もやし、フライドオニオンを山盛りしているから。スープにびっしりと浮かんだ刻みネギもうれしい。ノーマルのこってりらー麺はなんと500円。しばらく来れないので奮発してこってりバラシャーシュウ麺にしました。まずは、そのままスープを一口。山を崩してもう一口。押し付けのないマイルドで透明なスープの味わいは煮干し系とはまた違う風味。思わず数えてしまったバラシャーシュウは8枚、低温調理されてほのかな甘さも。麺は他のと同じですが、やはりこのスープにもよく合いますね。じっくりと味わってスープも完食。やっぱり、おいしかった。（12:10到着、12:28着席、12:55完食）

今日はキース・ジャレット。どうやらYouTubeからの映像。また、着席直前（食券を買って右のドアを開けようとした時）に地面を突き上げるような揺れと長い横揺れ。調布地区は震度4でした。そうそう、今月は9/16、9/17、9/24がお休みです。（2014.9.16 23:12追記）

美食米門西新宿 大阪から客人を招いて静かな個室でじっくりと語り合う

いつもながら選んでいただいたお店
安くて騒がしくてそこそこにおいしい店で、実にイヤな言葉のCP＝コスパ（コストパフォマンス）がいいなんてのよりも、年に数回しか会えない人とは個室でじっくりと話し合いたい。おいしい料理とできたら日本酒の銘柄も色々と飲み比べたい。いつもながら、選んでいただいたお店が今夜の雰囲気にぴったりなのは流石としか。

きれいに食べられましたね、フフフ
集合時間がズレるために先発の二人で始めてました。刺し身五点盛り合わせ、野菜とバーニャカウダ（蟹味噌入り）、牛ヒレのカツ、そして秋刀魚。お魚をきれいに食べられるようにずいぶん昔言われましてね、少しは上手になったかな、などと秋刀魚が届けられた時にお店の人とお喋り。そう、ここは注文した料理への説明もしっかりできるし丁寧な接客がうれしいですね。お皿をさげてもらう時に「きれいに食べられましたね」と二人が褒められました。まるで東京ガスのCMのようでした。

日本酒は種類が限定されたようです
お店を選んでいただいた方に言わせると日本酒の種類が減ったそうです。それでも、私は石巻の墨廼江がおいしかったし、紹介された福井の黒龍も好きな味でした。そうそう、獺祭は品切れでしたが、それでも、鍋とかの季節になったらまた行ってみようかと思ってます。

■美食米門 西新宿
東京都新宿区西新宿1-19-5 新宿幸容ビル B1F

真東に浮かぶスーパームーン 今年最後でこれほど近くに見えるのは20年後なので見逃せない

どこかなどこかなと…
考えながらの帰り道。大学のキャンパスを抜けると突然大きな月が浮かんでました。

思わず「おお〜」

と声を上げてしまったほど力強く輝いていました。今年は三回スーパームーンが見られて、今夜は最後。なんでも、これほど大きく見えるのは、今後は20年後だそうです。今夜はしっかり見ておこう！

クリスマス時期以来の恵比寿で見つけた面白いものあれこれ

韓国系の若いカップル
浅草でも見かけたんですが、スマートフォン回りがちょっと違う。1mぐらいのバーの先にスマートフォンを装着して、タイマーで二人の姿を撮っているんですね。フムフムと脇で見ていたら、女性（ちょっとティパニ風）と目が合いニッコリ。まぁ、結局、ハネムーンの姿を撮ってあげたんですねどネ。これから銀座に行くと行っていたけど、東京を楽しんでくれたかな？

なんだろうと近づくとファミマ
普段行っているのとはまったく違うコンセプトに唖然。木目をふんだんに使い、床はフローリング。店内チェックしてみると品揃えも一味違う。なるほど、こういうもんなのね、と納得。

■ファミリーマート 恵比寿ガーデンプレイス店
http://nm.family.co.jp/market/famima/000010.html

叙々る 二人で焼肉はお肉の関係とは昔よく言ったものですが、中長期的な打合せは広大な眺めを見ながら

叙々苑ってEXILE的なイメージ
二人で焼肉を食べに行くことはお肉の関係って、自分にはほぼ無縁だったバブルの時代によく聞いたような気がするけど、叙々苑にもそんな雰囲気も感じて。元々焼肉屋にはのべつ行っているわけではなく、今年二回目の焼き肉。通された席からの眺望で、もろもろの偏見はすっかり飛んでしまいました。丁寧な接客、荷物には布をかけてくれるサービス、そして何よりも上質なお肉。秘めやかな話ではなく、実のある中長期的な打合せ。おいしくて、焼いている写真を忘れてしまったほど。ネギタン塩焼はネギを包んで焼くのを初めて知って、もう一度食べたいなぁ。

贅沢な時間をありがとうございました。

ウフフ、叙々る…という言い方をFacebookで教えてもらって使ってみた(^_^)

尾花沢のスイカ、船橋の梨 まるで二つの季節のような朝ご飯 ぷっくらとし始めた月もこれから楽しみ

一皿に二つの季節が仲良く並んで
鼻に抜けるスイカの香り、シャキシャキした爽やかな梨の香り。一皿の盛った二つの季節を行ったり来たり。そして、ぷっくらとふくらみ始めた月を見ていると、新しい家族を待っているときめきも知ることに。

一週間の仕事も終わったなぁと安堵もして週末の計画をぼんやりと考え始めてます。

灼熱から冷たい霧雨迄約一ヶ月間の西新宿面事情 黒豚わんたん麺（店員さんお勧めの塩味）と九州ラーメン対決なの？ そして切り込む肉盛りうどん

三是を目指したが混雑し徘徊後
久しぶりの広州市場へ
こう暑いと、どこか涼やかな場所で落ち着いて栄養のある食べ物を楽しみたい。そう思いながら、時間や場所の制約からつい手頃なお店へ。西新宿（新宿全般的に）、あまり好みの場所がなく選択肢はさらに狭くなっていますが、まずは広州市場へ。一年ぶり程なので、新しいメニューの黒豚わんたん麺（お勧めの塩味）。「鹿児島産黒豚100%使用。素材の味をそのまま伝えたいので粗挽き肉を使用。お肉の味を引き立たせるため炒めた玉葱が入っています」というのにもつられて。外で少し待っていたんですが、冷たいおしぼりとお茶も持ってきてもらって、このあたりにも人気の秘密があるんですね。

粗挽き肉の入ったわんたんの楽しみ方
まずはそのままをハフハフ、二度目は具だくさんのラー油でハフハフ。塩味のスープを一口。細麺はもう少し味わいがあったほうがいいと思うけど、スープには合っていると思う。ちょっと休んでミニ麻婆丼を一口（前よりも小さくなったかなぁ）。再びワンタンに戻って...の繰り返し。食べ終わる頃には大汗。

有名なチェーン店ですが、初めての一風堂
これも数年ぶりの九州ラーメン。鹿児島〜福岡が多くて、そこで出会った九州ラーメンにはずいぶんハマっていたことも思い出します。ミニ明太子ご飯も付けたりして。まぁ、平均的な味だと思うけど悪くない。テーブルの上に色々とトッピング材料も並んでいて、バリエーション楽しめるので、近いうちに行ってみようかな。

ちょっとつられて肉盛りうどんはどうかな？
丸亀製麺って麺が太くて苦手だったんですが、なんか牛丼みたいな感じもたまにはいいかなと。注文方法もよく分からずに聞きながら、まずは肉盛りを。かけにするかぶっかけにするか...色々聞かれましたがかけを選択。トッピングに温泉卵を追加してお会計。好きなだけネギと生姜を小皿に持って席に着きます。周りは、思い思いに盛りつけたうどんえお黙々と食べてます。中でも驚愕だったのは、かけの大盛りに天ぷら、生卵を四つ丼に入れて、うどんと交互に飲み込んでいる親父（推定60代半ば）。

で、私は、肉盛りを盛りつけて準備完了。肉盛りはやや甘いのですが、お肉も柔くてまぁまぁ。たまには、こういうのもいいのかな？（2014.7.27）

■広州市場
http://www.kosyuichiba.com/nishishinjuku_info/

■一風堂
http://www.ippudo.com/products/menu.html

ちょうど一ヶ月前のUPしていない記事に追記
灼熱の西新宿も今日は冷たい霧雨。思い出したように一風堂で赤丸スペシャル。向かいのよく行っていた味噌ラーメンのおいしかった店が恨めしそうなくらい暇になっています。前はドタバタしていたフロアも改善されて、スレンダーなショートヘアの子がうまい具合に仕切ってました。（2014.8.28 - 9.4追記）

古き名の角鹿つぬがや恋し秋の月 日の出入りという言葉ってすぅっと心の中に忍び込むよう

日の出は5:14時 日の入りは18:06
月の入りは南西（247度）23:34
サルスベリの白い花もふっくらとした実を付け、たわんでゆっくりと揺らいで、遠くにわずかに蝉の声が聞こえる。新しい季節感に慣れるのは少し時間がかかりそう。昨夜と比べて少しふっくらとした月をベランダから眺めながら、日の出入りという言葉って、すぅっと心の中に忍び込むようなきれいな言葉だなと考えてました。

今年の十五夜は9/8、十三夜は10/6 どちらかしか見ないのが片貝月といって縁起が悪いそうです

今夜は月齢7.5 上弦
今朝は爽やかな青空が清々しく、夜は月がきれいで、色々と落ち着いて物事を考えたくなるような一日を楽しみたい。余市を飲みながら、ぼんやりと気を抜いている夜もいいのでは。

ねぇ、宇和島ってどこにある島なの？と質問すると、島じゃないんですと ニコニコ顔につられてブラッドオレンジを手にしてしまいました

毎日行っていた某ビルのイベント会場
宇和島物産展を開催していました。今年初めて販売を始めたブラッドオレンジジュースの試飲をしてみると、大好きなシチリアのブラッドオレンジ（昔改装する前の紀ノ国屋で買ってよく飲んでいた）にわずかの炭酸が心地いいい。「今日は、オレンジをかぶっていますが、明日は牛をかぶります（宇和島のゆるキャラらしい）」とニコニコ話しかけられて、ついブラッドオレンジを買ってしまいました。横では、じゃこ天も売っていて、ひと通り試食して三種類を購入。じゃこ天は特製ごまだれ（新聞にレシピが掲載）でおいしく食べました。

宇和島ってどこかの島だと思っていたら
愛媛の町。名前は知っていたけど位置関係が分からず、係の人に地図の入ったパンフレットで説明いただきました。後で、歴史を紐解くと《1614年（慶長19年）伊達秀宗が、大坂の役の功により10万石を与えられ宇和島城に入城。以後、江戸時代には、仙台藩伊達家の分家である宇和島藩の城下町となった》とあり仙台にもゆかりがあり、ちょっと身近に思ってしまいました。

東京近辺に住んでいれば船橋を知っているけど、日本全体ではそんなに知名度があったわけではない船橋を一気に有名にしたふなっしーの功績も、今日は色々と考えてしまいした。

■宇和島のブラッドオレンジ
http://www.blood-orange.jp

西葛西「卍力（マンリキ）」のスパイシー・特製ラー麺のただならぬ奥深い響きにささやかに喜びをみつけて

公式PVを見ていたらいてもたってもいられず
西葛西って近いわりに今まで馴染みがなく、おそらく初めて行く場所。IT系のインド人が数多く住んでいるが、街全体がそうなってはいない印象も意外。それはともかく、偶然見つけた公式PVを見ていたらいてもたってもいられずママボリンケンを誘ってクルマで西葛西へ。土曜日の昼時なのでもうすでに行列（外に15人、中に5人）。40分ぐらい待ってようやく着席。

スパイシー・特製ラー麺（もやし1.5、チャーシュー2枚、半熟玉子）
スパイシー・スパイシーラー麺（パクチー多め）
私はスパイシー・特製ラー麺（もやし1.5、チャーシュー2枚、煮玉子＝全部のせ）、ママボリンケンはスパイシー・スパイシーラー麺（パクチー多め）を注文。カウンター越しに忙しそうに動きまわる二人を見ながら、あっ店主はPVの様に頭が「卍」だとか、スープの配合や盛り付けをチェックしてました。

まずはスープを一口。辛いというよりも複雑に絡み合ったスパイスとスープは喉越しにほのかな甘さが残る奥深さ。これを何度か繰り返し麺を絡めると、さらにいくども訪れるエクスタシー。ニラともやし炒めは油を切っているのでくどくなく香ばしく、二枚重ねのチャーシューは口の中でとろけそう。ブロッコリーも何故か入っていて、この辺にもセンスのようなものを感じました。

おいしいラーメンを食べて、ぽわんとしてしまいました。
思ったよりも後味もすっきりとしているので、次回は特製にパクチーを多めにトッピングしてみようと思ってます。

 

ここのスープは八丁堀にあった
幻の「真好味（しんほうみ）」を思い出させます
澄んだスープにチリチリ麺に大振りのチャーシューと絹さやがうれしい醤油味。これと、貝柱のお粥のセットが実に良かった。または、もやしたっぷりの辛味みそみそラーメン。こちらは、大盛りで。いつも行列の隠れた名店でした。みそは辛さの中段々とにわずかな甘さがとてもおいしく、暑い日も寒い日も月に何度も通っていました。

店内は、有線で古いラテンが流れていて、一度だけ「お好きなんですか？」と聞いた事がありました。（ご主人が亡くなったあと、今は居抜きで「昭和」という名前になっていますが、この味は味噌ラーメンとして引き継がれてます）

■卍力（マンリキ）
東京都江戸川区西葛西3-16-5 スワームマンション 1F
 月～金：17:00～24:00 
 土日祝：11:30～15:00、17:30～22:00