内田光子とザンデルリンク
ベートーベン・ピアノ協奏曲第三番
ここ数日間は内田光子さんのピアノを起きてから眠るに入るまで聴き続けています。クラシカルな音楽に関してはまったく知識がなく、普段は漠然とダンスのステップのような影を追いかけていますが、ふとしたきっかけで知ることになった迷いのないピアノに魅せられてます。
緻密に創りあげられた世界に描かれる人物像。主役のピアノに寄り添うオーケストラ。解決されていないいくつかの謎。あらかじめ予想もできない種類の抜けがけ。身を持ってぐるり抜ける闇。
今夜は、大切にとっておいた「響」をグラスに注ぎ、この三ヶ月を思い浮かべていました。
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