これまで何回色鉛筆を使っていただろうか
思い浮かべてみると、おそらく小学校の時に24色のセットを買ってもらった時以来だろうか。金属のケースに入っている色鉛筆は好きな色はどんどん減って、使わない色はそのまま。いつの間にか何本かはどこかにいってしまった。今はファーバーカステルのミニ色鉛筆を使っていますが数日前からどこかにいってしまった。
手触り、色味も素敵な色鉛筆
手にした時に思い浮かべたのが、どこか懐かしいような手触りと季節の変わり目を想い出させる感触。太さや重さも手に馴染んで手放せなくなる。しかも、色味は日本画を描く時に使われる岩絵具に似た色を再現。桐の木箱入りもあったそうですが、「美」から生まれたひらがな「み」をモチーフとしている水色の紙箱の方が私好みです。
臙脂(えんじ)
朱(しゅ)
丹(たん)
藤黄(おうとう)
白緑(びゃくろく)
緑青(ろくしょう)
白群(びゃくぐん)
群青(ぐんじょう)
藍(あい)
黄土(おうど)
大赭(たいしゃ)
墨(すみ)
きっと、曖昧でどことなく浮き上がったような視線って、この風土に住む人々が特有に持ちえているものかなのだろう。食べ物や風の色や海のざわめきと街明かりに思うこと。新しい色彩がすぐそばで何かを教えてくれそうな予感。
■サントリー美術館
http://www.suntory.co.jp/sma/
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