冬至には「ん」のつく食べ物
運を呼びこむ「ん」のつく食べ物を冬至に食べて縁起をかつぐ。そんなこと意識したことなかったんですが、おいしい湯豆腐を食べたいけどもう一品欲しいねと思いついたのがかぼちゃ。ちょうど冬至なのでいいだろうと。少量のごま油で炒めて出汁汁で炒め煮すると、ホックリとおいしいです。
豆腐よりも昆布出汁を楽しむ湯豆腐
鍋に昆布を入れ20分置いたら、大きめに切った豆腐を入れて火にかける。ゆらゆらとしたら2分ぐらいで火を止める。昆布からエグみがでて豆腐が固くなるから決してグラグラしたいのがポイント。ネギと柚子の皮を漬け込んだ醤油をお好みで。この葱柚子醤油を豆腐を温めた昆布の風味一杯のお湯で割って食べると、なんともいえずおいしいです。
実は、週刊文春(12月12日号)の瀬尾さち子さんの「台所の仕事 #52」を参考にしています。瀬尾さち子さん曰く「昆布の旨味を食べる鍋」になると。そして、「昆布の深い旨味は、大豆との甘みも重なって、しみじみと沁みる味」は頭と心をリセットできると。「素材本来の味を知っておくことは、自分の〈おいしい〉の基礎をつくる、大切なステップです」という言葉は、音楽や映画に対する考え方にも通じるのかな、とキリリと冷やした日本酒を飲みながら考えてました。
冬至は柚子湯なんでしょうけど、醤油に柚子が入っているので、これでいいかな。
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