仙台から新幹線、仙台から高速バス...
色々相談すると、仙台まで行くよりも塩釜から一気に一ノ関に行ったほうがベスト。そう教えられて東北本線で一ノ関往復。各駅停車で片道1時間20分、1,280円。塩釜は、仙台〜石巻間の仙石線と東北本線とは別の場所に駅があることを初めて知りました。電車はベンチシート形式なのかなと思いましたが、普段通勤で乗っている京葉線のようなタイプのシートの二両編成。これじゃまるで、北三陸鉄道のよう。でも、外の風景を眺めていると不思議と時間の経つのも忘れてしまいそうでした。
おそらく30年振りに塩釜駅ホームに立ったママボリンケン
部活の中学生たちも見ず知らずの私達に「おはようございます」。お揃いのジャージには名前が刺繍してあるんですね。塩釜〜松島間は左は山の斜面、右は海岸。この狭い間を高速で警笛を鳴らしながら、トンネルに入ったり抜け出たりと結構迫力。内陸部へ入ると、収穫前の田んぼがきらきら。クドカンの故郷(若柳)もこの辺なのかなぁ...と色々と想像。
車内に流れるまったり感とほのぼの感
なぁんか、車内はほのぼの感が充満。ドアはボタンを押さないと開かないし、おしゃべりしたり、リュックを持った夫婦が観光地図を見ながら相談中。勉強したり、立ったまま寝ていたり、スニーカーを脱いで車窓から外眺めていたり、それぞれに一ノ関までの時間を楽しんでいるみたい。化粧をしたり、おにぎりを頬張る人もいない、平和な空気。日本ってこんなにも幅広い文化を持っているんだなぁ、と再認識。
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