ビールは一杯だけ
そう壁に書いて貼ってあると思わず襟を正したくもなりますが、案内してくれた利酒師に色々紹介されておいしい日本酒を色々と味わってきました。最近あまり会えていない仙台の友人は酒屋だし、ママボリンケンの実家の近所には浦霞の倉もあって、日本酒にも親しい間柄なのに、実はあまり日本酒のことは詳しくないんです。宮城のお酒は友人が細かく教えてくれたのでなんとなく分かるんですが、他の地域のことはさっぱり。
そんな、わけで利酒師のお勧めるままに。スッキリ系よりも、どちらかとこってりとした方が好みのかな。春の酒はほんのりと甘くてフレッシュさと香りを楽しむ...なんて説明も、うん、どことなくうれしい。「おまえ、酒と女とどっちが好きか?」「ああ、俺は酒飲んでから女だ」なぁんて、志ん朝さんの噺のような話題は出ずに、日本酒の味を舐めるように味わっていました。
締めはまさかのカレー
でも、実に旨いんですよ、これが
おつまみも、エイヒレ、ゆず豆腐の味噌煮、里芋、大根、焼き鳥(塩で...なんでも元肉屋だったらしい)。締めはどうしましょうと相談すると、迷わずカレーを勧められましたが、これが実に旨い。これを食べるために近々もう一度行きたくなるほどですね。
なんでも、仕込み水をチェイサー代わりに飲みながら
日本酒を飲むと悪酔いしないそうで
そうしていたらやっぱりそうなんですね。いやそれでも、お酒が体のほうぼうを訪ねて回り、どしたぁ〜なんて言っていたのかした。んまぁ、帰りの電車になまじっか座ってしまうと、とろっとしてしまうんですね、まったく。
調布→新宿→東京→新浦安だったんですが、気がついたら高円寺。あれぇ、高円寺なの、東京駅で折り返したのかな。まぁ、仕方がないから戻るかぁ...と同じホームで電車を待ち、来た電車に乗ったものの「豊田行き」とアナウンスされて、ハッとして慌てて降りたり...。いやはや、調布で日本酒を飲むとこういうこと多いなぁ、まったくぅ。人気のない深夜の東京駅構内を早足で歩いてました...。
■川上
調布駅南口品川通り
042-482-5040
日曜日定休
コメント
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