靖国神社本殿の裏手にひっそりとした庭園
私たちは桜の季節にだけ訪れる靖国神社ですが、様々な想いでここを訪れる人々の後ろ姿が、尋ねられてもとにかく知っていたと語っているかのようです。ママボリンケンに参拝のお作法を教わったあとは、毎年本殿の裏手にある神池庭園に向かいます。
参集殿〜到着殿の左側の方に向かうと
足元の砂利の音だけがするほどの静けさの漂い
晴れやかな春の出口を知る喜びよりも、ここにあるのはある種の余韻が残したものたち。ああ、いつもの到着殿の桜の樹、庭園に向かう折り重なる樹々、水の音すらも聞こえない池に散る花びら、現れては消える鯉。無言で池の周りを回遊。自分や自分のまわりがこれからどこへ向かおうとしているのだろうか、と心がざわめきはじめている。
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