小薇のホームパーティーで出会ったyOUさんの写真展は
まるでN.Y.のSOHOを思わせる場所で身を寄せるように...
「今年はプロとしての10周年という節目。ポートレイトはあまり発表していなかったものです...」そう、話しながら、1枚1枚ていねいに撮影した時のことやモデルになったヒト(女性)たちのことを説明してくれたyOUさん。女性ならではの...というよりもむしろ人間として魅力あふれる、その姿にも激しく心揺り動かされてしまっている私。
なにげない表情のうつろう瞬間を収めた写真は、モデルになったヒト(女性)の一番知って欲しかった何かを見ることなんだろうなぁと。レンズを前にして何を思うか、被写体を前にして何を考えるか。小薇のパーティーでの言葉「いい写真には、その人が好きになることが大事よ」を思い出してました。
写真の原点になった写真の横には写真展のテーマがそっと添えてありました
粋る(生きる){you,me,she}
世における社会的な意味での「女性性」
カメラを介在して対峙する「女性性」
そして自身の「女性性」
有り難いことに
輝く女性達が周囲に多いからこそ受ける刺激に
内面と外見との関係性や
輝きの源について考えているうちに
それは自分自身を見つめ直すことに
「ホンモノってなんだろう?」
10代も半ば頃からの私の変わらぬ問いかけに
答えはないかもしれません
彼女達の瞳に
指先にそしてそこから発せられる全てに
何か一つ芯の通った生き方を感ずるものとして
yOU(河崎夕子)
技術も知識も不完全なまま写真を撮り続けている私にとって、これから知る、その真実への糸口を、そっと写真が教えてくれていたように。角を曲がると、まるでN.Y.のSOHOを思わせる帰り道に、自分自身に問いかけていました。
街というよりも田舎の町を思わせるようなピエール・バルーの71年のアルバムを、家に帰ってすぐに部屋に流しながら、昼下がりの写真展と電話で知った友人の手術のことを思い浮かべながら、「内面と外見との関係性や輝きの源について考えること」について、静かに思いを巡らせていました。
そして、写真展に来ていた写真家の方に撮っていただいたyOUさんとのツーショットを見せていただき(なんと私の憧れのカメラで撮影)、ああ、こうしてなにげなくいい写真を撮れるんだなぁと感嘆。また、yOUさんの写真展に行くと、もれなくyOUさんが写真を撮ってくれるんですが、その時「ボリンケンさんはこの感じなんだよ」と言って撮ってくれた写真が、なんとまぁ私らしい。
偶然にも、写真展第一号の来場者だったとは、晴れがましいではないですか。
そして、ああ、やっぱり、yOUさんは素敵すぎるヒト(女性)だ!!!!
■yOU(河崎夕子) photo exhibition 2012 Vol.2「粋る(いきる){you.me.she}」
http://youkphoto.exblog.jp/
http://www.facebook.com/events/271668436257595/
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