幸せって、自分が幸せに感じることは、自分の周りの人が笑顔の時ではないかと…
佐藤しのぶさんの、その言葉を聴いた時、こころのわだかまりが解き放されていくように、深遠な湖に波紋が広がるように、心静かにかみしめていました。ああ、なんて素敵な言葉を自然に語りかけてくれるのだろうかと感動してしまいました。
先生と共通しているな、と思ったこと。
先生はその小さな手でひと針ひと針で洋服をお作りになること。
私もこの大きな体で体を楽器として歌うこと。
たとえ何もなくなっても、歌うことはできます。
誰がいなくても、自分の心に歌をもつことはできます。
どんなときでも、私は歌の素晴らしさというものは、ほんとうにこのことだと思います。
とっても寂しいとき、とても辛いとき、
でも、なにかしらそれぞれに心の中に歌を持っていると思います。
何もなくなっても、何か美しいものを創りたい。
そういう心は残っているものだと思います。
思わぬ素晴らしい言葉のプレゼントとピアノのコードワーク
森島英子さんのピアノもとても良くて、クラシックやジャズを超えた素晴らしさに心震えました。キース・ジャレットを思い浮かべそうな、独特のコードワークがとても素晴らしかったです。素敵な衣装の生地を作った二宮柊子さんは、現在一ノ関にお住まいなのでお盆に帰ったときに足を延ばしてみようと思ってます。
■特別トーク 佐藤しのぶと森英恵「手で創る」
・日時:2012/2/20 13:30-15:00
・会場:ホテルオークラ東京 別館2階「オーチャードルーム」
・主催:森英恵ファッション文化財団、佐藤しのぶアートガーデン
・協賛:ホテルオークラ東京
・協力:二宮柊子(染色作家、岩手在住)、森島英子(ピアノ)
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