お正月のお重の一番下は筑前煮と決まっていて毎年楽しみにしていたなぁ
母の場合はストーブも使ってコトコトと
ワインに合う献立ばかりが、今の我家だけでなく、たまには筑前煮、切干大根、肉じゃが、ふろふき大根とか無性に食べたくなります。でも、母の味を再現することが意外とこれが難しいものですから、なかなか食卓に出ることがないんです。おそらく遠い記憶が目の前の味を邪魔するのではないかとも...。ほぼ毎週見ている「ウチゴハン」で、筑前煮の特集をしていたので早速試してみました。
例のごとくレシピはサイトに紹介されているのでiPad2を見ながら
特長はフライパンで作ることと、野菜はお米を入れて下茹ですること、出汁:醤油:みりん=10:1:1 にすることです。味がしみるように下茹でしますが、お米を入れることによって独特のとろみがでました。流石、プロの手ほどきは違うなぁ。で、すりおろした柚子も香ばしくとてもおいしく出来上がりました。
大皿に盛った筑前煮を見ていると、小倉出身の方に作ってもらった筑前煮が最後だったことや、ストーブの上の鍋を揺すりながら上下を入替えていた母の姿も思い出してしまいました。
コメント
コメントフィードを購読すればディスカッションを追いかけることができます。