四川料理につられて久し振りに小薇のお料理教室に遊びに行ってきました
いつもはBLOGを読んでフムフムとか、うわぁ~とか感じていましたが、四川料理につられて教室に遊びに行ってきました。熱心な生徒さんに混じりながら(邪魔しないように気をつけて)私も横でメモメモ。二種類の麻婆豆腐(四川風、上海風)で食べ比べ。おっと、その前に秘伝のラー油作り。サラダ油に、中八角、黒花山椒、にんにく(油の温度を見るため)を入れてゆっくりに熱し二種類の唐辛子の中に投入。ボールの中は燃え滾るようにグツグツと。うん、これだったんですね。小薇の本にも紹介されていますが、目の前で見ると迫力があります。黒花山椒は捨てずに擂って麻婆豆腐にトッピングするのもTipsの一つ。
四川風はひし形に切った木綿豆腐を焼き付ける
お肉はばら肉を叩いて炒め、調味料を加えて香りを出す。ポイントは木綿豆腐をひし形に切り軽く火を通す。そして、フライパンの中に投入し軽く油で煮る。ここがポイントだったんですね(知らなかった!)。少しの水を入れてフタをして熱を通す。最後は秘伝のラー油、刻んだ葉にんにくをトッピング。豆腐を炒めることによって汁気がなくても(片栗粉は入れない)味がしみて美味いんですね。
上海風は絹ごし豆腐を手でちぎって
フライパンでお肉や調味料を加えてソースを作るまでは一緒ですが、上海風はここでお水を投入。沸騰したら大きめに手でちぎった豆腐を投入。隠し味にほんの少しの砂糖。フライパンをゆすりながら片栗粉を入れてとろみをつけます。そして、秘伝のラー油をトッピング。包丁で賽の目に切らず手でちぎるところ、初めて見たので驚きでしたが、理にかなっているんですね...。
どっちが好き?って訊かれたりしますが、私はどっちも好き。月に一回は自宅でも麻婆豆腐を作りますが、今度は四川風を作ってみたいです。そしてどちらも、ご飯に合うんだなぁ...。ご飯の上に出来立ての麻婆豆腐にのせてハフハフする、その前にビールでも。幸せいっぱいの瞬間ですネ。今週のどこかでトライして見ましょう(書いているだけでお腹がグーグーしそうです)。
蒸篭の上にボールを乗せて蒸気を循環
豚スペアリプと紫芋ともち米の蓮の葉包みの蒸篭蒸し
下味の効いたスペアリブ+むらさきいも+もち米を大きな蓮の葉に包み蒸すこと一時間。蒸気を逃がさないようにタオルで包むのかと思いましたが、大きなボールを天井にスポンと。まるで加圧型...とか思ってしまいましたが、なるほどこれもまた理にかなっているんですね。こういうちょっとした仕掛けは実際に教室に来てみないと分からないんです。とろとろに溶ける寸前で出来上がった、おいもがなんともいえずきれいです。おいもの上品な甘さとお肉の味付けが絶品でした。
他には、水煮牛肉(牛肉と野菜の土鍋辣油ソース煮)、宮爆蝦仁(天然大海老のピーナッツ唐辛子炒め)、フルーツと白玉団子のお汁粉も登場。食べるのに夢中で調理を見ていなかったのが残念、写真を撮るのを忘れてしまうほど...。うん、お料理の様子は是非小薇のBLOGをご覧下さいネ。
小薇のイマジネーション豊かな世界はおそらく小薇の頭の中の宇宙から降りてくるんだろうなぁ、きっと。それは誰にも分からないどこから湧いてくるんだと思う。それがどこへ向かっているのかも分からない。それでも、生徒さんたちと会話しながらもテキパキと進行する教室。とても楽しかったです。
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