「うわぁ~、こんなになっちゃって、ご覧下さい液状化現象です!」と、能天気な女子アナ
浦安のことがTVでも面白おかしく取り上げられたり、会社においてある日経ビジネス最新号(2011.4.4)でも「湾岸マンションに黄色信号 ブランドが地に」という記事が取り上げられたり、回りの人からも「大変だったね~」「浦安は大丈夫?」とか、よく尋ねられます。また、東北の人たちと比べようもないほど、今は安定した生活を取り戻して来ている私ですが、それでもちょっと我儘になったりもします。1978年宮城県沖地震を経験しているといえども、確かに初めて経験することばかりで戸惑いながらの毎日です。そんな時、回りの人の問いかけに必ず話をするのは、
・地域や自分の住んでいるところのために一生懸命無償で働いている人たち
・自分で出来ることを探して、納得のいかない人にもきちんと説明をしている人
・同じマンションでも150人ものボランティア活動を続けていたこと
・深夜まで排水ポンプのチェックを当番でしている人・毎朝必ず身の回りの状況を放送してくれる人
このような姿を知ることができました、と。
これから、災害に強い街づくりをどうするか、人と人をつなぐなにか(絆のようなもの)をどうして作っていけるか...なにかおぼろげながら色々と知ることができました。また、今まで以上に考えられるようににもなりました。そのためにも、つたないBLOGを書き続けていけるのかな、とも。季節が巡れば、ツクシも出てくるし桜も咲き始めてくる。今日のように暖かい風が東北にも届けられるといいのですが...。土砂と土嚢が目立っていたシンボルロードの桜も風に揺られて眩しい姿で、私を見下ろしています。ちょっと遅いけど、この季節に何度も読み返している李歐(高村薫)を読みたくなっています。
塩竃のオイラは「俺が復興の証」仕事が忙しい。被災地に生きてるのだけど。
これ見てる人達へ。
被災地の人々に気を遣って、楽しい事を中止しないで下さい。花見は楽しいよ。ただ、ビールの後はこっちの日本酒飲んでね。
はれものじゃないし、同じ日本人なら普通に。
でも、できるなら、東北のもの買って下さい。こんな事有っても春は春。楽しくね。
投稿情報: muzz | 2011/04/06 22:54