スイカの赤に一目惚れ
道の駅ちくら潮風王国は休憩も兼ねてついつい寄ってしまう場所です。広い駐車スペースとおいしい料理も楽しめるのでいつも混雑しています。先週の土曜日は、オフ・シーズンに近づいているせいか人もぱらぱら。ゆっくりと中を見ることが出来ました。
いつも、気になり必ず寄るのが山口マオさんの作品を置いている「海猫堂」。千倉出身の作家ですが、数年前から東京から戻ってきて活動しているそうです。ネコを題材として好きなジャンルの絵を描いています。店内で真っ先に飛び込んできたのが、このうちわ。まるでHDTVのようなスペースに描かれたスイカにいっぺんで一目惚れしてしまいました。どことなく河村要助さんの絵にも見えてきます。親切な店員さんに許可をもらい写真だけ撮って帰るつもりでしたが、どうもスイカの赤が焼きついて離れません。一点ものなのでけっこうしましたが(すこしおまけしてもらい)デュラレックス(DURALEX)のグラスと共に買ってしまいました。カレンダーもプレゼントいただいてしまいました。グラスは瀬戸浜での冷たいビールとの相性も良く、缶から飲むのとまた違う味わいです。
店員さんの話によると、南房総市、館山市は、京うちわ、丸亀うちわと共に内輪の三大名産地だそうです。房州うちわは、地元で採れる竹を原料に頭の部分を垂直に40ほど裂きこれが骨になるそうです。うちわ本体と柄の付け根の部分に「窓」が左右にあるのが特徴。最近はなかなか作り手がいないので、山口マオさんも間に入って盛り上げているそうです。話を聞いていると、地元に戻ってきて地元のためにも働く。とても羨ましいです。私にもそういうことが出来るかどうか、色々考えてしまいました。
コメント
コメントフィードを購読すればディスカッションを追いかけることができます。