雲は、どんな雲であろうか。
冬なら、蝶ちょ雲か。
青ぐろい感じに、つめたく、澄み、かなりの強い風が吹いて、蝶ちょ雲が
流れる。蝶ちょ雲は、かわいく、ちいさく、ちょこちょこと、綿をほぐし
たような、そんな、なんでもない雲だ。
真っ白な蝶ちょ雲じゃ、晴れと、そして風のあるしるしだそうだ。
年末と言えば三木助の「芝浜」が聴きたい
今年も、年末に聴いて、やはりうめぇなぁ...と感心してしまいました。「隼の七」と賭場では呼ばれていた三木助を立派な噺家になるように支えた二回りも年下の妻。「芝浜」のまくらでの白魚の話と芝浜の朝の情景が出来るまでのこと。安藤鶴夫(あんつるさん)が愛した三代目桂三木助を小説にした『三木助歳時記』を、今読んでいます。粋で鯔背な男の後ろ姿と軽快な語り。ときおりドスのきいた声。志ん朝さんの歯切れのいい様子も好きですが、三木助の語り口も好きです。
土曜日は何故か六本木ヒルズでMac関係のお仕事。Macの仕込をしている間、11:00から夕方まで刻々と変化する東京タワーの姿を時折眺めながら過ごしました。東京タワーの周りは高いビルもなく、そこだけスコーンと抜けているように感じました。江戸から明治、そして大正、昭和、敗戦。東京の空は狭くなってきているんでしょうか。
コメント
コメントフィードを購読すればディスカッションを追いかけることができます。